戦後日本が急成長していく中で、住宅にも大きな変化が訪れた。
地域開発の拡張と整備で全国各地に開発されたところ
ニュータウンと呼ばれるようなところが現れた。
そこには同じ間取りの住宅が学校の校舎かまるで病院のように
建てられていった。それを団地と呼んだ。
どの住宅も階層と向きが違うだけでほぼ同じ間取り。
羨ましく思ったのは子供部屋があることだった。
市内のビーチ(パイナガマ)前の道路を渡ったところに
県営住宅が建設中。部屋で水着に着替えて、そこで息を止めて
海まで突っ走れば、海に飛び込める。
夕方はベランダに出てゆっくりとサンセットが楽しめる
最高の立地条件。
沖縄の県営、町営住宅(団地)にはお風呂の湯船がないが、
他にはユニークな作り方がされている。
海から近い場所では玄関から部屋を通らずにシャワーを浴びれるように
なっていたり。お祝いごとの多い沖縄では親族、友人などが集まれるように
大きな部屋になるように作られている。
ビーチ近くだとオーシャンビューで、これが一般住宅なら、
とんでもない家賃になるだろう。
しかし県営住宅は所得が低い人で収入によって家賃が設定される。
確か月収20万円以下で沖縄県内に住所を有するもの。
など基準が厳しくされている。
申し込みから抽選で決まるがかなりの倍率で入居が
難しいのが現実である。
その割には県営住宅の駐車場に比較的高級車と
呼ばれるような車を多く見かける。