我が家は家族みんなが犬好きということで
始まりは昭和53年ごろ柴犬を飼ったのがはじまりで
初代 柴犬 紅(ベニ)
二代 柴犬 貴(タカ)
と飼い妻が室内犬を飼うことに
ダックス黒 キティー
ダックス茶 チャラ(キィテーの子)
ペコ パピヨンもどき 保護犬
アッシュ シュナウザーもどき 保護犬
次々と天寿をまっとうし最後にアッシュが旅立った時
私たち夫婦も高齢の域に入ってことで先に逝くかもしれない無責任で
動物を飼うのをやめていました
そしてしばらくしたときに息子の病が発覚
8時間に及ぶ大手術の後つえをつき歩けるようになったとき
息子から 犬飼ってほしい 僕が亡くなったとき二人が寂しいだろうから
犬を僕だと思って可愛がってほしい
その時は今の時代ネット情報で自分の病を調べ
稀少がんで治ることの可能性がないことを私たち以上に知っていた
一度はあきらめていたペット
息子の心の癒しになるのであればと 私は近くのペットショップへ直行
ゲージの中から私を見つめ愛おしい目で見つめている可愛いわんことの出会い
シュナウザーとマルチーズとのミックス犬 通称 しゅなまる
と係の女性から説明された この犬だと直感ですぐに息子と妻に写真を送付
みんながGOOとの意見で予約し翌日受け取ることに
息子は過去に飼ったわんこにすべて命名
今回も当然 命名
ボブである
名前をつけた
外に出ることを拒んで引きこもり勝ちの息子はボブの出現で屋外に
出かけたいと希望を持ちリハビリに励み
杖をつき散歩するまでになった
息子が投げたボールを咥えては次に投げる催促に
微笑む笑顔
久しぶりに見た満面の笑顔に私は涙した
たかが犬されど犬 本当に素晴らしいセラピー
である
死の間際にも息子の患部に触れないようにそーっと足元に近づいては
足首を枕に添い寝
この姿に息子はどれだけ癒されたかどんな薬よりも素晴らしい癒しという薬
まさに一心同体である
なくなって2週間が過ぎても帰らぬご主人を待ち続けているか
走り回っていたやんちゃな性格が180度変わったように元気がない
主人の死を分かっているのかわからないのかは?ですが
時折遺影の前の椅子に上がり写真を見つめている
私たち同様いつ悲しみから癒えるかは分からないが
息子が言った
僕がなくなったらボブを僕と思って可愛がってとの
遺言は息子のことを忘れずにボブを可愛がりつつ私たちが
ボブに癒されています
ボブありがとう
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