<彫刻家>大河原タカノリの作品集【現代カノン派】・彫刻・絵画美術館

新制作展彫刻家/元新構造展会員/日展彫刻家画家大河原隆則の作品・クンストインハイデルブルク賞クリスチャン日本彫刻家

【父と私】PART2

2020-02-25 | 日記

見方を変えてみれば、父はよく働く頑強な人だった

 

高血圧に心臓病、前立腺癌に肺の病気など

これほどの既往歴をもってしても死なないで来た

 

立派といえば立派だ

しかし、父として夫として子供や女房を

幸せに出来たかどうかは疑問だ

 

母は、もうボケてしまっている

父は、そんなボケている母を殴ったりもしていた

 

私は、成人するまで、百発は殴られただろう

殴れば良くなるとでも考えていたのだろうか?

 

昔、私は、父の襟首を掴んだことがあったが可愛そうになり止めた

その当時の私の正拳突きは、コンクリートも壊す威力だったからだ

 

それを自覚していた私は、今まで本気で人を殴った事はない



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