REINCARNATION(再生)_Part_2-2_即興曲
時は昭和から平成に変わる年
大嘗祭の最中、神は私の枕元に
立った。ジーザス・クライスト
の大合唱と共に現れ、その時
私は、金属の台の上に休んでいた。
耳元で、キリストを讃える声々がしたので
我に返り、目を覚まし台から降りて、膝間ついた。
何故なら、そこには神がいたからだ。
神は、背中を向けている。
振り向きざまに、私に「余(世)の為に生きよ。」
と命じてきた。即座に、「はい。」と答えると
「されば、命咲かせん。」と言って。
その場面は終わり、非常な偏頭痛の中で
目が覚めた。