青と赤の記録ノート

FC東京を中心におおくりします。

加地の突破が好きだ。

2005-11-30 21:31:06 | FC東京
やばい、ストライカーの06年ムック面白すぎだ。

これ読みながら、
憂太のスルーパスとか
戸田の動き出しとか
梶山のダブルタッチとか
規郎のキックとか
ルーカスのシザーズとか
ササのトラップ&シュートとか
想像するだけで
今すぐにでも味スタに行きたくなる。

こういうの考えてるとやっぱり石川がいないのは寂しいね。
石川のボディフェイク。
スピードにのったときに上体をキュキュっとゆするフェイクもいいけど
静止したときにボールの上で足プラプラさせる、あれが好きだ。
なんか相手をコバカにしてる感じでw。


川崎戦では加地が鋭い突破を見せてたね。

よくやるパターンはストライカーにも載ってるんだけど
代表で面白いほどに抜いてる、あのフェント。
相手に向かってワンタッチして、そのあと右アウトで縦に飛び出す。
川崎戦も前半の20分過ぎにこの突破をみせていて
アウグストが思わずファウルして止めてるんだよね。

でも、この試合はさらにカッコイイのがあるんだよ。

前半26分 右サイドライン際でのプレー。
右サイドライン際ででクサビをうけた阿部が
川崎のDF二人にプレスをかけられてバックパス。
そのボールを加地は右の足裏でトラップして
ボールを少し引きながらキープすると見せかけて
相手DFが勢いよく前から寄せてくるのを見て
(このとき相手は中へのスペースもケアしてるため縦が少しあく)
左インサイド→右インサイドと素早くタッチして
相手DFと入れ替わるように縦へ抜け出す。

加地の突破はまたぎなどのフェイクはなくて
何をするでもなく簡単に縦に抜けちゃうんだよね。

ストライカーにも解説あるけど
加地は自分の行くスペースを作るのがうまい。
ここでも加地は最初に自分の行くスペースへは身体を向けてないんだよね。
右の足裏でキープするフリ、中へ行くフリ。
あと、相手がどうくるかよく見てるんだろうね。

やっぱりドリブルはいいねー。
自分のワザを駆使した相手との駆け引き。

サッカーは一対一が連続して複雑に絡みあってるのが面白い。
ここでもこの突破のあとに
すぐアウグストが寄せてくるんだけど
そうやって次々に違うシーンがやってくるんだよね。
(ちなみに、ここではアウグストが縦を切ってきたので
加地はストップして横パスに切り替えた)

そう考えるとサッカーって大変だね。。
だから、状況判断の早さが問われるんだろうけど。


とりあえず、この加地の突破!
かっこよすぎだね!!


これを書いてから後で気づいたんだけど
7月のセレッソ戦でも加地の突破について書いてるんだよね。
(こっちは左のインサイドにフックして突破するパターン)

じつは自分で思ってるより加地さんが好きなのかもなー。

来月の予定

2005-11-30 00:51:10 | FC東京
12月3日の長居に行けることになったので
往復の高速バスを予約しました。

ひさしぶりだなー。高速バス。
去年の広島以来だ。

大阪はいつもなら泊まって遊んで帰ってくるんだけど
今回は日曜に小平でU-18の練習試合があるので却下。
(お金もないしね・・・。)


クリスマスの3連休も着々と計画中。
ただ問題なのは天皇杯もJユースカップもどっちもトーナメントだから
実際に東京の試合が行われるかどうかわからないんだよね。

とりあえず、Jユースカップ準決勝に向けて
22日の大阪行きの高速バスは予約しておいた。
まだ確実に勝ちあがれるわけではないけど
足だけは確保しておかないとね。

あと、23日24日のホテルも予約。
市内のホテルがほぼ満室なのでこれは保険。
大阪は安いからまだいいけど
クリスマスってホントすごいね。

ホテルとこの先の予定は
トップが天皇杯を勝ちあがったら
その時点でまたどうするかを考える。


つか、一ヶ月に何度大阪行くんだ、おれはw。

vs 川崎

2005-11-29 00:51:20 | FC東京
試合が終わった後、知り合いのうちで
たまたま02年の市原戦のマッチデイプログラムを見た。

その号のインタビューは当時右SBをやっていた小林稔で
やっと巡ってきたチャンスに彼はサッカーをやれる喜びを語っていた。
そして、今年の抱負を聞かれると変わらぬ努力をすることに続いて
「自分のクロスでアマラオが得点してくれたら最高です」と言葉をしめた。

今になって読むとこのことがちょっと可笑しく
東京は本当にアマラオのチームだったとしみじみ思う。
アマラオは誰よりもサポーターと一緒にいたし
選手たちもみんながアマラオを見ていた。

きっと東京はそうやってずっとアマと一緒に歩み続けてきたんだろう。


そして、そのことと同じように
原さんとも東京は4年間一緒に成長してきた。

02年は攻撃サッカーを掲げ
03年はアマ・ラストイヤーに優勝を目指し
04年はとうとうナビスコの初タイトルを獲った。

そして、今年・・・


05年ホーム最終戦。

ひさしぶりに一人だったこともあってなんとなく爆心地にはいった。

ゲーフラやフラッグで試合が何もわからなくても
G裏のあそこはスタジアムでサッカーにもっとも近い場所。
苦しいことも嬉しいことも必ずいちばんにそこにあると思う。

そこで原東京へのチャントを繰り返しているうちに、
隣で応援してる知らないヤツも
ピッチで走ってる選手も
ベンチで試合を見つめているスタッフも
みんな東京を勝たせようとする同じ仲間だって
あらためて強く感じたよ。

監督だって変わらない。
原さんはいつもサポーターと一緒に
笑い、泣き、悔がり、喜んでくれた。


試合後、挨拶のときに原さんが口にした「東京の良さ」。
それは東京がアマラオや大熊さんのときからずっと繋いできたものだ。
そして、今年苦しかったときに原さんは
何より自分が好きになった「その東京」を信じてくれた。
そのことがまたとても嬉しかった。


プロなんだから勝たなくちゃいけないし
優勝できるようにしなければいけないないけれど
みんなでおなじ思いを持って跳ねて声を枯らしていたら
そんなことがどうでもよくなってしまう自分がいる。


これからさきも、どんなときも

この今の東京が好きだ。

そう思えるチームであってほしい。

vs 新潟

2005-11-24 22:02:22 | FC東京
東京、強いね!
負ける気しないよ。ホント。


この勝利には取り戻した自信と勢い、それにチームの成長を感じたよ。

今まで破れなかった戦略に中盤のポテンシャルで上回り
完全とまでは言えないけどなんとか乗り切って勝ったんだからね。


新潟のサイド封じとカウンターは誰でも想像はできていたはず。
前半開始しばらくはそれに完全にはまってたけど
東京はそれに対してラインを下げることなくむしろどんどん押し上げた。

そして、中盤をコンパクトにすることで
今野と梶山の競り合いの強さを全面に押し出して
セカンドボールの拾い合いで圧倒し中盤を支配した。

自分たちのサッカーができず苦しかったけど
そのかわりに新潟にも主導権を渡さなかった。


今野と梶山の二人をボランチにおく意味が
はじめておおきくあらわれた試合だったと思う。


さらに、梶山が素晴らしかったのは
濡れたピッチ状態に多くの選手がボールを蹴ってしまう中
一人ボールを動かしながらリズムを変えていたこと。
彼のタッチの柔らかさはこういうときにさらに凄みを与えるね。

独特のリズム感と競り合いでの強さ。
梶山はまた一段とスケールが大きくなったような気がする。
もういろんな意味でこっちの想像なんて超えちゃってるよ。


次は川崎。ホーム最終戦。
明るい原さんの挨拶を聞きたいね!

来年のこと。

2005-11-22 20:00:03 | FC東京
監督人事の噂でだいぶいろいろ騒がれてるみたいだね。
ブログでもいろんな意見を読みました。

原さんがサポーターからこんなにあたたかく思われるのは
監督として残したもの、気さくな人柄のせいもあるけど
今指揮しているのがこの東京だからってのも関係あると思うんだよね。

アマラオがいたときにヘンテコなチームだなって思ってたけど
これだけ思われる原さんをみてるとあのときと似たような気持ちになるね。

もしこれから監督が変わるときがくるとしても
今みたいに選手や監督やコーチが仲間に思えるような
東京はいつまでもそんなファミリーであり続けてほしいんだ。


来年のことなんてわかんないよ。
そのときが来たらしかたない。

いつだってやることは応援するだけ。
チームには明日も思いきってやってもらうだけだね。

ガンバレ!原東京!

テクって決める!

2005-11-22 18:35:28 | FC東京
【Jユースサハラカップ2005】第13回Jリーグユース選手権大会 
決勝トーナメント組み合わせ決定のお知らせ


東京U-18は、二回戦からの登場になりました。
12月の10日か11日。
相手は湘南と愛知の勝者です。

愛知はどんなチームなのかしらないけど
実力どおりならおそらく湘南が勝ちあがってくるはず。

湘南とは夏の大会の予選リーグであたって
そのときは2-0で勝ったけど
攻めながらもなかなか得点が奪えず苦しんだ。
彼らも東京と同じように夏からきっと成長してるだろうし
今回もやってみないとどうなるのかわからないよね。

勝てばフクアリ!。
そして、長居。


絶好調の常盤くんは予選リーグを終えて現在得点王。

決勝トーナメントも頼むよ。
テクって決めれ!!!
(ヒグもね!)


明日は新潟に行ってきます。

memo

2005-11-21 22:45:30 | FC東京

Jユースサハラカップ2005 予選リーグ第6節
FC東京U-18 [7-1] モンテディオ山形ユース 


気になるのは、明治との練習試合で
攻守一体泥んこプレーを見せた木村くんが途中出場したこと。
うーん、みたかった・・・。

しかし、DFラインのメンバーめちゃくちゃだな。
相手弱いからいつもの二人はつれていかなかったのかな。


決勝トーナメント、はやく日程発表しないかなー。
 


あと、おれたちのニューよーへーがトレセンに選ばれました!
コレ
がんばれ!!

vs 千葉

2005-11-21 00:27:40 | FC東京
喉の調子が悪いのにG裏で応援しちゃったよ。
おかげでまたちょっと痛めたけど楽しかったね。


今回は試合前に相手が一週間に3試合もやったおかげで
スカウティングがしっかりできてラッキーだったかもしれない。
イイ対策があればそのままそれが試合に生きてくる。
今チームの雰囲気がいい証拠だね。


もう今更なんだけど、今野のプレーはすごかったね。
相手が羽生や水野だったけど、寄せられても倒れないどころか
相手引きずり倒していっちゃうんだもんね。驚きだよ。

この間のトーチュウでフィジコのが國保さんが
今の子はテクニックはあっても基礎運動能力が下がっていて
肝心なプレーにブレがでると話していたけど
今野をみてるとそのことの大切さがよくわかるよね。
ボールと友達なだけじゃイイサッカー選手にはなれないね。


藤山の活躍も誇らしいな。
巻とのマッチアップでも渡り合えるんだから笑っちゃうよね。

この試合の思い切って前に出ていく守備のやりかたが
また藤山のプレースタイルにもピッタリだったと思う。
スピードっていう自分の良さを
開き直って思いきり出していくことで
ああいうミスマッチさえカバーしてしまう。

その思い切りのよさを支えているのは
まわりの仲間たちへの信頼なんだよね。
何もサッカーは一人でやるわけじゃないんだし
互いが互いの良さを引き出しあえばいい。
藤山みたいな選手がCBで活躍できる
そういうチームだってことが誇らしいよ。


それから、憂太や梶山、規郎。
たんなる若手から、すっかりサポーターの信頼がついてきた。
だから今は余計にスタジアムへ行くのが楽しみなんだよね。

阿部もらしいプレーで決勝ゴールを奪うし
ルーカスも運動量豊富に動いてくれる。

このメンバーに怪我をしている石川、
今はスーパーサブになっているササ。
彼らがうまくかみ合ったら一体どんなチームになるんだろう。。


終盤に来てただ残留しておわるだけじゃなく
来年に向けても明るいチームになってきた。
これも苦しいときに選手たちが腐らずにやってきたらこそ。
普通ならチームがバラバラになってしまうようなときもあったけど
そんなときも彼らはつねに前向きにやってくれたと思う。
監督よりもコーチよりもまずはピッチに立つ選手を誉めてやりたい。

05年シーズンは結果としてたいしたものはもうないけれど
その失った勝ち点の意味を今になり彼らはしっかりつけてくれた。
今年はナビスコの決勝のような一試合の出来事じゃなく
一年の日々を通して東京らしい諦めない気持ちを見せてくれたと思う。

それがこのチームの一番の魅力だよ。
あらためて今感じることです。

自分はどうかちょっとわからないけど
サポーターも諦めないで応援しつづけた。
信じつづけた彼らもまた自分は東京らしいと思う。

そういうことをすべて。
東京はいいよね。やっぱし。


次節はちょっと憂太が心配だけれど栗沢もいるし不安はないね。

新潟のカウンターは恐いけれど負けたところで失うものもないし
千葉戦みたいに思いきってやればいいいだけさ。

さ、残りの試合もワクワクさせてくれ!

もう一つのおれの東京

2005-11-18 23:00:42 | FC東京
ダービーが終わって予選リーグも一位突破。
チームの仕上がりも順調で優勝も本当に夢じゃないって思えてきた。

今年はU-18に本当にイイ思いをさせてもらってるよ。
マジで感謝しないとね。


ユースの試合をはじめて見に行ったのは今年の6月。
今思い出せば、あのころはいろいろきつかったな。

なかなかトップチームの調子あがらないなか
悩みながら必死に応援していくうちに
自分の中で何か抜け落ちちゃって。
どんなに跳ねても声出しても
それはチームを応援してるってより
ヤケクソでやってるだけになってた。
汚い野次やブーイング飛ばしてるのと気分的には変わらなかったね。
あのときはなに言っても精神的には辛かったよ。

そんなときにただなんとなく見に行った
全日本クラブユースサッカー選手権関東予選の大宮戦。
はじめてみる同じ青赤のユニホームを身につけたもうひとつの東京。
選手の名前もプレーも、やるサッカーもほとんど何もわからなかった。

そして、はじまった試合。
白熱した展開に苦戦しながらの逆転勝利。
全国大会出場決定にピッチで喜びあう選手たち。

それは5年前にはじめて見に行った東京の試合で
アマラオがVゴールを決めた日のように
自分には新鮮でひさしぶりにサッカーを観るのが楽しかった。


それから、アミノバイタルでのT1リーグ。
Jヴィレッジの2日間。
T1リーグ優勝。

夏が終わる頃にはすっかりそのもう一つの東京にはまってたね。

彼らのおかげで今年はクラブへの思いがまた一段と強くなった。
今のU-18にはこれから先ずっと変わらない特別な思いが残ると思う。


ただ、冬が近づくにつれて寂しくなるのは
もうこのチームとの別れが近づいてるということ。

三年生は昇格ができなければその青赤のユニホームを脱ぐことになる。
それは東京サポーターとしては彼らとそこでお別れってこと。
もちろんその後も彼らはサッカーを続けるだろうし
それを見に行くことも出来るわけだけど
青赤であることに自分と彼らの繋がりがあるわけで
そのときがきたらそこから意味は変わってしまうんだよね。

それに今年のチームは今年でおしまい。
来年になったらまた新チームがたちあがっていく。
学生スポーツと同じで当然ユースもそういうもの。

だからこそ、このサハラカップは優勝してほしい。
これだけのチームになってきたんだ。
最後にひとつくらい大きな華をもたせてやりたいよ。


決勝トーナメントは勝ち続けるかぎり全部行く。
自分でもユースになにそんなに熱くなってんだよって思うけど
でも、そう思うんだからこれはもうしかたない。
サッカーファンなんて自分も含めてどうしようもないバカばっかり。


さぁ、クリスマスは長居だ!(イブはさいたまだ!)
戦え!!おれの東京!!!