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建和住宅のKenwaStyleスタッフが日々感じた事や、イベント情報・お家づくりに関する事などをご紹介します。

心の洗濯

2012-07-27 | Weblog

先日、大好きな友人と九州国立博物館へ行った

催事は 『十五人の京絵師・美のワンダーランド』

チャンチャカチャン、チャンチャカチャン・・・♪ と、お宝鑑定団の音が聞こえてきそうだ

本物となると、いったいいくらの値がつくのか?などと、よこしまなことが心をよぎってしまう

なんと心根の貧相なまる子だろう(涙)

とはいえ、とにかく、たくさんの名作がズラリと並び圧巻、圧巻、圧巻!

そして、さすが・・・ともいうべきか、巨匠の絵だけに、鑑賞者の数も半端ではなかった・・・

それでも、大好きな巨匠の絵を十分堪能はできたので大満足だ

 

まる子のお目当ては、丸山応挙

彼の龍は生きている、動くのだ!

  

角度によって表情と勢いの強さを感じられるというのは、応挙ならではではないかと思う

ぜひ、まる子の家の襖にきてほしいものだ

晩酌しながら、龍と一晩中語り合ってみたい

残念ながら、今回、美人画はなかったが、これもぜひ機会があれば実物を観てみたいと思う

これも有名、鯉の滝登り

確かに、これほどの滝を登りきれれば、龍になれそうだ

  

これも、超・有名どころ 幽霊画 

なんとも色っぽい流し目が魅力の女性だ、美人画といってもよさそうだ

観ていると、あちらの世界に吸い込まれそうになってしまうのではないか、と思われる(危ない危ない)

が、残念ながら、これも展示がなかった

※しかし、これは今、福岡市博物館に展示されているようだ、ぜひ会いにいかねば!

 

これは、伊藤若冲の傑作

『どうだ、俺さまの立ち姿は!』と言わんばかりの風体に潔さを感じる

脚の力強さに尾の軽やかさが一際美しく、背の金色に引けをとらない、むしろ金色を従えてる感じだ

 これぞ、若冲ワールド

これも、実物を見てみたかったが、残念ながらなかった(悲)

 

曽我蕭白

彼の魅力は、部分の細密で精確な描写と対象の動性の適格かつ大胆さにある

江戸時代の画史においては、「異端」「狂気」の画家として知られているが

まる子的には、芸術家はそのような位置づけ、レッテルこそが巨匠の証であるようにも思う

  「鬼才」としか言いようがない

何とも神々しく(当たり前か)ありがたい傑作である  “騎龍弁天像”

美しすぎて涙が出てしまいそうだ・・・が、今回の催事は前期後期と2部構成になっていたためなのか、

こちらも展示がなかった(涙)

  これも美しい、江戸時代の女性はみなさんセクシーだ

このセクシーさを、まる子にも少しおすそ分けしてくださらないものか・・・

  

本当は、まだまだご紹介したいものばかりなのだが、これ以上アップすると博物館館長に叱られそうだ

注意:もちろん、全部が展示してあったわけではないけれど

 

最後に、大変興味深かったのは、この有名どころの京絵師の方々は、みなさんご近所さんだった

これは衝撃的事実!

天才が天才を呼び起こすのか?! それとも、引き寄せる何かがあったのか?!

地図をみたけれど、本当にスープの冷めない距離で、皆がさらなる切磋琢磨状態だったのはまぎれもない事実

う~ん、まる子もぜひご近所さんの仲間入りをしたかった、非常に残念である

 

久しぶりに博物館の空気を吸い、目の保養もでき、大好きな友人と時間の共有もでき

良い心の洗濯となった楽しい1日だった

まる子が 「 龍が欲しい 」 というと、一緒に行った友人は 「 私は虎が欲しい 」 とのこと

私達って、ワイルドだよね~(笑)

 

追伸: また行こうね、ち~ずちゃん♪

 

 ※まる子※


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