先日、昨年から約束していた九州国立博物館行きがようやく実現
催事は “ ボストン美術館~日本美術の至宝~ ”
史上最大規模の日本絵画展であり、はるか海を渡ったまぼろしの国宝、
果ては、絵巻物・全巻公開や蘇我蕭白筆「雲龍図」をはじめとする世界初公開の作品がぞろり
となれば、行かない(観ない)わけにいかないでしょう!O(≧▽≦)O
蘇我蕭白 筆 「雲龍図」
コレコレ! いちばん楽しみにしていたけれど、さすがです! 期待を上回る大迫力の作品
個人的に、龍の尾まで描かれている作品をあまり見かけることがなかったので、
これもなかなか興味深い点でしたけど(笑)
よく観るとおわかりいただけると思いますが、これは8面でひとつの作品になっています
実は、まる子
美術館や博物館に行くたびに家を建てます、頭の中で(^^;) (笑)
まる子は、意外と和テイストが好き、客間には、琉球畳に堀ごたつ
この部屋を先ほどの8面に描かれた龍の襖で囲ったなら・・・と思うと、心底うっとりしてしまう(´∀`)ハァ~
天井を見上げると、太く重厚感のある梁がドーンとあって、横を向くとうっすらと柔らかい明かりが漏れる・・・
もう部屋から一歩も出られませんな(笑)
←長谷川等伯 筆 「龍虎図屏風」 これも最高にかっこよかった!
※ぜひクリック! 拡大すると、超かっこいいですよ
カラカラカラ・・・
格子戸を開けると、先ほどの虎と龍のお出迎えなんて粋ですよねぇ
一歩中に入ると、外から入る適度な遮光の濃淡がしっとりとしてまたまたGOOD( ´∀`)
尾形光琳 筆 「松島図屏風」
静かだけど、この力強く躍動感あふれる作品 1日中観ていても飽きないだろう
これはやっぱり縁側の廊下に面した襖かな みんなに観せたい!
イメージ的には、忠臣蔵の松の廊下のような感じで、龍のように長い廊下(回廊)に
光琳の松島図が描かれていたら、それはそれはステキ(´Д` )ポワ~ン
そして、日が暮れたら、また新たな顔と絵をみせる家
ほのかな灯りの下で、晩酌しながらゆっくりと日本画を楽しめる
たまには、こういう家も面白い
日本画には、まったく音がない
ただただ、静寂の中にある
それでいて、凛としていて空気を張り詰めるほどの迫力と清々しいほどの潔さを感じる
風情があって、何よりもセクシーだ
今回のボストン展
西洋画がもてはやされた時代、日本画が海を渡り
日本人ではなく、はるか海を超えた西洋人が日本の美術の価値を見出した
なんとなく腑に落ちない感は否めないが、
やはり心奪われるものに国境はないのだと改めて感じるまる子でした
絵を楽しみ、妄想を掻き立てられる美術館・博物館
次は、3月に約束しているのだが、まる子の中でどんな家が建つのだろう
今から楽しみである(´д`)
最後になりましたが、5月頃に “古民家~kenwa style編~ ” が完成予定です
こちらも大変大変楽しみ!
龍の絵を飾ってくれないかなぁ (>人<;)お願いっ
※まる子※