【パパの1時間】
今回はMちゃんパパさんの話です。
心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。
52作目は
玉置浩二の「プレゼント」です。
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪ プレゼント ♪
この曲は日本テレビ系ドラマ『あいのうた』主題歌でした。
♪ プレゼント ドラマver♪
玉置浩二さんの曲は、若い人には難しい曲なのかなぁ~~
30代~の人達だと、曲の深い意味が分かると思います。
メッセージが、玉置さんから送られているように思います。
玉置浩二さんの追加曲 「メロディー」をどうぞ。
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪ メロディー ♪
それでは、Mちゃんパパさんの話です。
"ヘタレプログラマーの私は、今日も仕事で疲れきって、遅くなって家に帰ってきた。
すると、5歳になる娘がドアのところで待っていたのである。私は驚いて言った。
「まだ起きていたのか。もう遅いから早く寝なさい」
「パパ。寝る前に聞きたいことがあるんだけど」
「なんだ?」
「パパは、1時間にいくらお金をかせぐの?」
「お前には関係ないことだ」
ヘタレプログラマーである私はイライラして言った。
「なんだって、そんなこと聞くんだ?」
「どうしても知りたいだけなの。1時間にいくらなの?」
娘は嘆願した。
「あまり給料は良くないさ・・・2千円くらいだな。ただし残業代はタダだ」
娘は言った。
「わぁ!ねえパパ。私に千円貸してくれない?」
「なんだって!」
疲れていた私は激昂した。
「お前が何不自由なく暮らせるためにオレは働いているんだ。
それが金が欲しいだなんて。
だめだ!早く部屋に行って寝なさい!」"
"娘は、黙って自分の部屋に行った。
しばらくして、私は後悔し始めた。
少し厳しく叱りすぎたかもしれない・・・。
たぶん、娘はどうしても買わなくちゃならないものが
あったのだろう。
それに、今まで娘はそんなに何かをねだるってことはしない方だった・・・
私は、娘の部屋に行くと、そっとドアを開けた。
「もう、寝ちゃったかい?」
私は小さな声で言った。"
「ううん。パパ」
娘の声がした。少し泣いているようだ。
「今日は長いこと働いていたし、
ちょっとイライラしてたんだ・・・ほら。
お前の千円だよ」
女の子は、ベットから起きあがって、顔を輝かせた。
「ありがとう。パパ!」
そして、小さな手を枕の下に入れると、
数枚の硬貨を取り出した。
私はちょっとびっくりして言った。
「おいおい。もういくらか持ってるじゃないか」
「だって足りなかったんだもん。でももう足りたよ」
娘は答えた。そして、千円札と硬貨を父親に差しのべて・・・
「パパ。私,2千円持ってるの。これでパパの1時間を買えるよね?」
今年のクリスマスは
パパの1日をプレゼントに
追加しましょう。
bykentathu
今回はMちゃんパパさんの話です。
心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。
52作目は
玉置浩二の「プレゼント」です。
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪ プレゼント ♪
この曲は日本テレビ系ドラマ『あいのうた』主題歌でした。
♪ プレゼント ドラマver♪
玉置浩二さんの曲は、若い人には難しい曲なのかなぁ~~
30代~の人達だと、曲の深い意味が分かると思います。
メッセージが、玉置さんから送られているように思います。
玉置浩二さんの追加曲 「メロディー」をどうぞ。
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪ メロディー ♪
それでは、Mちゃんパパさんの話です。
"ヘタレプログラマーの私は、今日も仕事で疲れきって、遅くなって家に帰ってきた。
すると、5歳になる娘がドアのところで待っていたのである。私は驚いて言った。
「まだ起きていたのか。もう遅いから早く寝なさい」
「パパ。寝る前に聞きたいことがあるんだけど」
「なんだ?」
「パパは、1時間にいくらお金をかせぐの?」
「お前には関係ないことだ」
ヘタレプログラマーである私はイライラして言った。
「なんだって、そんなこと聞くんだ?」
「どうしても知りたいだけなの。1時間にいくらなの?」
娘は嘆願した。
「あまり給料は良くないさ・・・2千円くらいだな。ただし残業代はタダだ」
娘は言った。
「わぁ!ねえパパ。私に千円貸してくれない?」
「なんだって!」
疲れていた私は激昂した。
「お前が何不自由なく暮らせるためにオレは働いているんだ。
それが金が欲しいだなんて。
だめだ!早く部屋に行って寝なさい!」"
"娘は、黙って自分の部屋に行った。
しばらくして、私は後悔し始めた。
少し厳しく叱りすぎたかもしれない・・・。
たぶん、娘はどうしても買わなくちゃならないものが
あったのだろう。
それに、今まで娘はそんなに何かをねだるってことはしない方だった・・・
私は、娘の部屋に行くと、そっとドアを開けた。
「もう、寝ちゃったかい?」
私は小さな声で言った。"
「ううん。パパ」
娘の声がした。少し泣いているようだ。
「今日は長いこと働いていたし、
ちょっとイライラしてたんだ・・・ほら。
お前の千円だよ」
女の子は、ベットから起きあがって、顔を輝かせた。
「ありがとう。パパ!」
そして、小さな手を枕の下に入れると、
数枚の硬貨を取り出した。
私はちょっとびっくりして言った。
「おいおい。もういくらか持ってるじゃないか」
「だって足りなかったんだもん。でももう足りたよ」
娘は答えた。そして、千円札と硬貨を父親に差しのべて・・・
「パパ。私,2千円持ってるの。これでパパの1時間を買えるよね?」
今年のクリスマスは
パパの1日をプレゼントに
追加しましょう。
bykentathu