【Good Luck】2020

幸運に!幸運を願う!またね

「Endless Road」 振り子

2015-02-28 00:18:11 | 心に伝わるback Music
映画「振り子」 本日公開記念です。
ずっと貯めていた鉄拳パラパラマンガを公開?します。

そして結婚式場スタッフ Fさんの話です。

心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。


69作目は、
fumika の「Endless Road」【振り子Ver】です。
(下記画像をクリックしてパラパラマンガを見て下さい。)

♪「Endless Road」【振り子Ver】♪


鉄拳のパラパラマンガ 
どこか忘れていた事を思い出させます。
映画化は初めてなので楽しみです。
By kentathu

そして、同じ曲ですがfumikaのPVも感動です。
(下記画像をクリックして結婚式Ver PVを見て下さい。)
♪「Endless Road」PV♪


それでは、結婚式場スタッフ Fさんの話です。

追記を読む(MORE)に進んで下さい。


1ヵ月後に挙式を控えた新婦のお母様から電話がありました。


... 「あの、バージンロードのことなんですが、エスコート役は直前でも変更可能なのでしょうか」


事前のお打合せでは、お父さまの足がご不自由なため、新婦の7つ年上のお兄さまがお父さまの代わりに歩かれることになっていました。


「大丈夫ですが、お兄さまのご都合が悪くなってしまったのでしょうか」


いったいどうしたのだろうと、おうかがいすると、


「娘には内緒なのですが、実は主人が歩く練習をしているんです」


「娘の結婚式が決まってからというもの、時間ができると『リハビリに連れて行ってくれ』と言うようになって、それも子どもたちには内緒で」

「バージンロードを歩くために、ですか」


私は胸がいっぱいになりました。


「わかりました。ぜひ、お父さまにお願いしたいです。」


支度を終えた新婦がバージンロードの前で待機していると、車椅子のお父さまとお母さま、そしてお兄さまがこられました。


「お兄ちゃん、よろしくね」


新婦が声をかけると、ウエディングドレス姿の妹を見つめながら、お兄さまは黙って首を横に振りました。

「えっ、どういうこと?」


答えの代わりに、お兄さまが少しかがんでお父さまに肩をかされました。


お母さまは既に涙ぐみながら、お父さまに杖を手渡されます。


「え・・・、お父さん?」


「行くぞ」



「・・・・はい」



新婦は瞳をうるませて、お父さまの腕に手をかけました。


お父さまがエスコートするのではなく、新婦がお父さまを助けるかのように支え、歩みを合わせているのが、こちらからもわかります。


お父さまは堂々と前を向かれ、歩みを進めていきました。


新郎の背中をぽん、と叩き「頼んだぞ」とお父さまの声が聞こえたような気がしました。


披露宴の半ば、

突然司会者がこう切り出したのです。


「本来、ここで祝電を披露させていただくのですが、

ここに一通のお手紙をお預かりしておりますので、ご披露させていただきます。

差出人は新婦のお父さまです。それでは、代読いたします。


___

Sへ。

私は静岡の田舎で男兄弟ばかりの中で育ったものだから、女の子をどう育てていいのかわからず、母親に任せっきりにしていました。

運動会や学芸会もほとんど行けず、仕事ばかりしてきた父親でした。

すまないと思っています。

ただ、父親の務めであると思いながら、どんな仕事も一生懸命やってきました。それだけは自信を持っています。

とはいっても、あなたにとってみれば、厳しくて、門限にもうるさくて、うざったい父親だったでしょう。


でも、君がうちの娘に生まれてきてくれたこと、

本当にうれしかったんだ。

今まで言ったことなかったけど、

本当にありがとう。

今日、あなたが花嫁となって、○○家の人間から◇◇家の人になっていくこの日に、どうしても何かしたくて、

恥をしのんで、お母さんとリハビリをがんばった。

これで今まで何もできなかったことは許してもらえるとうれしいです。

Kくん。どうぞ、Sをよろしくお願いします


___


あふれ出る涙をぬぐう新婦。その横では、新郎がお父さまに向かって頭を下げています。


会場のあちこちで、鼻をすする音が聞こえてきました。


読み終えたお父さまからの手紙をしまった司会者が、もう一通、封筒を取り出しました。


「実は、新婦からもお手紙を預かっております。続けてご披露させていただきます」


その手紙にはこんなフレーズがありました。


「・・・いつも怒ってばかりで、門限も厳しくて、

お父さんの存在が嫌になったこともたくさんありました。

でも、今は、厳しく育ててくれたことにとても感謝しています」



先ほどまで堂々とされていたお父さまも、目を真っ赤にしていらっしゃいます。

会場は感動に包まれ、温かくやさしい拍手がしばらく鳴りやみませんでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

父親と新婦、固い絆が確認出来ましたね。

Sさん結婚おめでとう。by kentathu
♪ショパン Etude Op.10-3 ♪


ただ、ありがとう

2015-02-22 02:00:00 | 心に伝わるback Music
久しぶりに親友にであったKくんの話です。


心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。


68作目は、
MONKEY MAJIK の「ただ、ありがとう」です。

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪ただ、ありがとう♪



それでは、Kくんの話です。

続き(MORE)に進んで下さい。



20年前ぐらいの前の話

当時俺の家はいわゆる片親ってやつで、すげぇー貧乏だった。
子供3人養うために、かぁちゃんは夜も寝ないで働いてた。
それでもどん底だった・・・

俺は中学卒業してすぐ働きに出た。
死ぬほど働いた。遊んでる暇なんてなかった。

1年ぐらいして同級生に久しぶりに会った。
飯食いに行こうって話になった。
メニューの漢字・・・読めなかった。
読めたのは、一つだけカタカナで書いてあった「オムライス」だけ。
同級生は「焼きそばとごはん」って注文した。

無知な俺は「じゃあ俺はオムライスとごはん」って店員に言った。
店員、固まってた。
クスクスって笑い声も聞こえてきた。
そしたら同級生
「さっきのキャンセルね!!俺もオムライスとごはん!!」

・・・
店出た後、同級生が一言
「うまかったな」って言った。
「仕事がんばれよ」って言ってくれた。


泣けてきた
心の底から人に「ありがとう」って思った。
そいつは今でも親友です。



追悼 by kentathu
私も久しぶりに沖縄にいる親友Aくんに逢いたくなりました。
Diana Ross-If We Hold on Together






EXCERPT:


お知らせ

2015-02-10 22:00:06 | ブログ
本日はお知らせです。

携帯MUZICアプリ
Like Disで入賞しました。
オリジナルステーションと言う、
好きな曲をテーマを付けて保存出来る
機能が有るのですが、
そのマイステーションに応募したら、
10作品の中に入賞してしまいました。

良かったら聞いてみて下さい。
#名曲

1曲紹介します。
下記をクリック。




APPのダウンロードは下記から
LikeDisはあなたの好みを理解して音楽を届ける無料音楽アプリです。
こちらから始めると、招待特典がもらえます。
画像をクリックして下さい。






夢で逢えたら ~Im feelin you~

2015-02-01 12:00:57 | 心に伝わるback Music
子供に助けられたママ Sさんの話です。


心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。


67作目は、
FUNKY MONKEY BABYSの「夢で逢えたら ~Im feelin you~ 」です。

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪夢で逢えたら♪




それでは、Sママさんの話です。

続き(MORE)に進んで下さい。



くよくよしていたらいけないことを息子が教えてくれた・・・


子供が外に遊びに行こうと玄関を開けたとたん、
みはからっていたのか猫(あの子)は外に飛び出していってしまいました。

そして探して見つけ出した時にはあの子はかわりはてた姿になってしまった。
私はバスタオルにあの子をくるみその場で泣き崩れてしまった。
自転車で通りすぎる人、横を走る車、みんなが止まり
「どうしたの?大丈夫?」と声をかけてきてくれた。

でも、その声にも答えず私は声をあげてあの子を抱きかかえて泣いた。
まだ体があたたかったことが、悔しかった。


毎朝、あの子はきまった時間にパパを起こし、
えさをねだるのが日課であった。
パパの眠い目をこすりながらも、
おねだりするあの子にえさをあげてから朝の一服をする。

あの子が死んだ次の日の朝、パパはいつもの時間に起きてきた。
そして、ソファーに座りたばこに火をつけた。今日は足にまとわりついてくるあの子がいない。
パパの背中がさみしそうで、また涙がこみあげた。

あの子はいつも長男と一緒に二階に上がり長男のベッドで一緒に寝ていた。
あの子が死んだ時、呆然としていた長男が、ベッドで夜泣いていた。
私は声をかけてあげることができなかった。
親として悲しんでる子供をなぐさめてあげなければいけなかった。
でもその長男の姿を見た私はその場でうずくまって声を殺して泣き崩れてしまった。

食事の用意をしていても、掃除をしていても、
涙が勝手にあふれてくる。

泣いている私に息子は、「次はどこ掃除する?手伝うよ」とやさしく声をかけてくれた。
「ママが隊長で、僕は副隊長になって掃除しようっ!」
泣きっぱなしでブサイクになっている私は、
「隊長ばっかで部下がいないじゃん」とぐしゃぐしゃの顔で笑った。



あの子が死んでから初めて笑った。
くよくよしていたらいけないことを息子が教えてくれたようでなさけなかった。
今日で、もう泣くのは終わりにしよう。

あの子とのいっぱいの思い出を胸にしまい、
今日からいつものママにもどるからね♪


あの子とは夢で逢えるから。

追悼 by kentathu
Andre Gagnon「Comme au premier jour」~めぐり逢い~




EXCERPT: