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CMの極意その1!

2009-12-14 00:19:18 | 成長へのヒント
イノベ-ション&プロモ-ション!

これが歯科医院成長のキ-ワ-ドであることは先のブログで述べたとおりです。
今回はプロモ-ションの一環としてのCMにスポットを当ててみたいと思います。

CMはコマ-シャルメッセ-ジの略で広告宣伝を意味します。
一般に医療機関は設備や医療技術、ホスピテリティには敏感で良く勉強し進化していますが
こと広告宣伝に関しては甚だ鈍感であり消極的で、しかも悲しくなるほどにセンスに欠けていると思います。

いまパンフレットを作成している医院はどのくらいあるでしょうか?
あっても精々A4サイズ3ッ折のパンフ、これ2世代遅れていて誰も見向きもしてくれません。

ホ-ムペ-ジの普及率はもっと低くて25%程度でしょうか?
しかも医院目線で作られたつまらないものが多く一度見たら二度とアクセスしないであろうものが目に付きます。

小冊子はもっと少ないでしょう。
参考にと方々の医院の小冊子を50冊ほど取り寄せ拝見しましたが
8割方は自医院の良さの押しつけばかりで心を動かされることがありませんでした。

いかに広告宣伝を軽視しているか、プロモ-ションの重要性を認識していないかの証左であると思います。
こんな医院はプロモ-ションに長けた医院にますます水を開けられることとなるでしょう。





さてそれでは、何をどうしたらいいのでしょうか?

特化型でタ-ゲットを絞るのは大前提です。
その上で、患者目線にたって、緻密に練り上げた広告戦略を採るべきであると考えます。

例えば矯正、例えばインプラント。
患者さんは何を悩み、どこに不安を感じ、医院に何を求め、どんな結果を望んでいるのでしょうか?

口元に自信がないから、つい人前では口元を隠してしまう。
旅の宿で美味しいものがたくさん出るのに美味しく食べられない。
入歯を洗うのを見られるのがとても恥ずかしい、他に良いものはないかなあ。
忙しくて歯医者に行く時間が取れない、一日で出来ないだろうか?

あの歯医者さんは本当に上手なのだろうか?
矯正のワイヤ-は痛くないのだろうか?
インプラントのオペは危険で怖くはないのだろうか?
キレイな出来上がりになるのだろうか?

あの人のようにキレイな笑顔になりたい!
人前で思いっきり笑ってみたい!
自分の歯のように美味しいものを美味しく味わって豊かな生活を送りたい!


こんな風に患者さんが思っていることは皆さんも理解しているとおりです。


ホ-ムペ-ジで、ブログで、患者さんの喜びの声で、カウンセリングで、小冊子で、パンフレットで、
患者さんがいま抱えている悩みや不安を解消してあげること、施術後に生まれる希望を与えてあげること、
やってみようと決心する勇気を持たせてあげること、これがプロモ-ションの究極の使命であると考えていただきたい。

そのためには患者さんの視点に立って、
『これって、そのまま私のことを言ってる』
『こんな風に励まされながら矯正生活が送れるんだ』
『皆こんなに嬉しそうに笑ってる』
『私もこんな笑顔になりたい』

そんな希望と勇気を与えてあげて、よし、やってみようと決心させてあげる広告戦略!

次回はより具体的な例を揚げてご紹介いたします。

お楽しみに!





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