ドンマイ KENママ日記 (障害児・者)

知的しょうがい者の息子KENとママのこれまでの歩みを綴っていきたいと思います。

ならば~

2015-02-20 | 日記
☆新たなる年明けから…まだ50日余りしか経っていないのに耳をふさぎ目を覆いたくなるような事件や事故が続き胸が苦しくなります。

けれど…そんな思いの中でも自分達の生活に追われKENさんと共に変わりなき日々を過ごしている現実。

一昨日のニュースでウクライナ情勢の報道をみていたら老女が泣き崩れるように「平和以外は何もいらない!」~と叫んでいました。

そしてその直後、切りかわったニュース場面には中国や台湾の人達が大金を持って日本で買い物をしている春節の様子が紹介されました。

同じ地球上で同じ時をもって織りなされてる出来事なのに…その余りの違いに思わずテレビを消してしまった私。

なんでしょうね~ 一人はみんなのために みんなは一人のために いったい何ができるのでしょうか?

~で 先日…人生の先輩でもあるキヨシさんに聞いてみました。戦中をキヨシさんはどう生き抜いたのかと~

よだれタラ~タラ、車椅子でウトウトしていたキヨシさんの目がキラリ!~そして遥か遠くを懐かしむかのように切々と語ってくれました。

but 話しは脱線々~で やっと満鉄時代に。長かったぁ~

「お父さん達は銃弾がいきかう中、ロシア兵に守られながら仕事をしよったけど周りには中国人の死体がいっぱい野積みされとった。」

「親の目が黒いうちは~とか言うけどアレは生きとうから黒いとぞ!死んだ時は真っ白じゃあ~。」

「お父さんは知らん人達の目をいくつも々手でそっと閉じてやったョ。そしてその時…確信したんじゃあ~幽霊はおらんと!」

ん!やっぱり幽霊はおらんとかねぇ~?と 私が言うとキヨシさんは透かさず「幽霊はおらん!ばってん亡霊はおる!」~と。

えっ~亡霊はおるとォ~

「うん!亡霊はおる…確かにおる!野積みされてる遺体からボッ!ボッ!~と リンが飛んで…リンは青いんじゃ~あ。」~と!

リン?火の玉?青いとォ~? 17歳で終戦をむかえ戦後70年間余りを生き抜いてきたキヨシさんは…やっぱり凄い!

KENさんはやっぱりキヨシさんの孫やねっ!ん…ならば 私もキヨシさんの娘やン! もう少し強くならんとねぇ~ケンちゃん。