暮らす、生きる、繋がる、持続可能な未来

人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコピープルおじさんの思い出話し「パリ・ラディファンス地区」

2023-01-16 09:20:24 | 日記

◇パリから4㎞ほど郊外にある、パリのマンハッタンと言っても過言ではない「ラディファンス地区」。
◇通称「新凱旋門」と言われている建物屋上からパリの街を一望すると、こんな写真になります。
◇パリの街には高層ビルが無いので、「凱旋門」も「エッフェル塔」もよ~く見えます。
◇でも、パリに住む人たちは、ここをパリの一部として認めたくないと聞いています。
◇これは価値観の違いなので「いい・悪い」という評価はできませんが、気持ちは理解できます。
◇「自然環境の中で生きる」というのは、どういう街並みがいいのか、考えさせられると思います。
◇世の中に「デカップリング」という、言葉があります。
◇環境問題ではよく使われ、環境保全と経済振興を切り離して考えようという考え方です。

◇ラディファンス地区では、車と人を上下に分離した「環境共生」の都市づくりを提案しています。
◇そしてパリの街を見立てて、「新凱旋門」を配した都市の骨格形成が計画されています。
◇30年前に訪れた時点での課題事項として、次のようなものが指摘されていました。
 ・人と交通機関を上下に分離し、地上緑化を推進したが、植物の管理が難しい。
 ・ビル風が強く歩きづらい(人にやさしくない)
 ・理論的には可能との見解で計画したが、土の部分が少なくて植栽が育たないのかもしれない。
 ・高層ビルに埋もれて、樹木が貧弱に見え、環境共生と言えるのか?
 ・利便性もよく、機能的な街だが、「人間的には?」との疑念もある。
◇ちなみに、郊外鉄道、地下鉄、バスもあり、パリ中心部まで5~10分程度。
◇パリ市街地を通らずに近郊の街に行け、特に飛行場が便利とのこと。
◇NHK大河ドラマのタイトル「どうする家康?」をもじって、
 「パリの街に住む?」それとも「ラディファンス地区に住む?」・・・「さあどうする自分?」

◇パリのドゴール空港でトイレに行った時、便器の位置が高すぎて、つま先立ちをして用を足しました。
◇私は身長173㎝なので、日本人としては背が低くないと思いますが、パリの人って、どんな大男???
◇パリの老舗のデパートのトイレでは、洗面所が男女共用(現在のことは知りませんが・・・)でした。
◇入ったとき、一瞬、「間違えた?」と思ったけど、近くのパリジェンヌに「どうしたの?」と問われ、
 美人に見つめられて、答えに困り、一瞬フリーズしました・・・。
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年1月16日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)
コメント
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