日々六感

日々六感?に残ったことを記していきたいと思います。

ピークを試合に合わせること。。

2010年12月17日 23時51分28秒 | Weblog
今日の練習で話をしたことです。

(HPで見つけて、そのとおりって思ったものです。)

(少し表現を変えています。)
一番大切な大会で
最高のパフォーマンスを発揮するために
目標→計画→練習 とスパンの計画が大切です

目標の大会での仕上がりを100%としたら
例えばその2か月前の仕上がりは70~80%でしょうか

それくらいの時期のゲーム練習では
勝つという結果以上に、それまでにやってきたできないことをやりましょう

っていうことが大切だと思います

理屈に縛られるタイプの選手が陥りがちな勘違いが
「負けてもいいから挑戦する、勝ち負けは気にせずにとりあえず使ってみる」
というものだったり
「今は試合期じゃないから、全力を出す必要はない」
というものです。

仕上がりが80%ということは
ピーキングの対象時期の仕上がりを100とした時に
身体の完成度が80%だということです

もしもそんな時に、選手が8割の力しか出さなかったら
完成度80%の8割、
つまり64%の力しか出せていないことになります

64%の力で勝てる相手にだったら
それでいいわけですが
それでは勝てない相手だったとしたら
負けてしまいます

前提は、選手は自分の100%の力を発揮している
ということです。

選手が力をセーブするとしたら
優勝するために
1,2回戦では何割かの力で戦って勝つ
っていう感じです

んでんで
ピーキング対象の試合の数ヵ月前のゲームは
新しいことを取り入れることが大切なので

勝負にこだわり過ぎて
失敗を恐がって新しく練習したことを取り入れずに
今までと同じことしかやらないのは問題です。

勝ち負けをまったく気にせず
ただ試すだけでも意味がありません。

新しい技術や戦術は
それをすること・出来るようになることが大事ではありません

それをどう使って勝つか

それが大事なんです

手当たり次第に使うんではなくて
どういう場面でつかうのか
それまでにどういうプレーをしたら有効なのか
それを考えながら使わないと
勝つことには結び付きません

つまり
勝つことを考えながら
新しいことを試さないと
効果的な使い方は覚えられません

ただし、“勝ちたい”
って思う選手としての本能が必要ですね。

以上。。

みなさん、どうですか??