寺前漁協事務局長
私が寺前漁協に携わる事になったのは、今から8年前。
任意団体である兵庫トラウトファウンデーションをNPO法人化して、神河C&Rエリアが全国的にも認知され始めた頃。
活動の評判を聞きつけた当時のA組合長より
『潰れかけた寺前漁協を立て直しすのに、手腕を奮って貰えないだろうか?』『今の役員は私利私欲ばかりで、組合のことなど考える者はおらんのや』
『自分の都合の良い事ばかり言って、事業改革をやろうとしても反対ばかりで、ホンマに困っとるんや』
そんなこんなで神河C&Rエリアの噂を聞きつけ、私に白羽の矢が立ったと言う事である。
当時、NPO法人化したてだったので
毎日が多忙。
神河町観光協会の役員にも取り立たされ、オマケに漁協の事務局をやる事は三足の草鞋など出来るわけないと断った。
その後も数回、自宅へ頼みに来られ頭を下げられた。
これには参った。
『三顧の礼』とはこの事か。
根負けし、仕方なく承諾。
次の年の総代会より事務局長として
寺前漁協改革に取り組むことになったのだが…
総会に出席。
役員の顔を拝むと、『あ。このメンツじゃ、しゃーないな。』と一目みただけで分かるほどの顔ぶれ。
全事務局長に組合長の顔が見えないことを尋ねると…
なんと!僕を引き込んだ組合長はそこには居ない。
辞任されていた事を初めて知った💦
これには思いっきり面食らった。
後で聞いたところによれば、
役員会で、改革を懇願していた組合長に対し、反対勢力が退任を迫まり組合長は敢えなく辞任。
組合長無しの総代会となった。
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