「善く士たる者は武ならず、善く戦う者は怒らず、善く戦いに勝つ者は争わず」(老子の言葉)
(立派な武士は、強がったり、猛々しくしない。戦うことの上手な人は一時的な感情で怒らない、真に勝つことを知っている人は、争いを起こさない。)
武道の武は「戈(ほこ)を止める」と書き、争わない事が武だと言われます。
「争って勝つは、勝の下なり」
*一般的な勝ち方のこと
「勝って争うは、勝の中なり」
*勝つ条件を完備してから争うこと
「争わずして勝つは、勝の上なり」
*争わずして相手を心服させること
この最後の「争わずして勝つ」が武道の目指す究極の姿だと思います。
その為には、自分自身の心と身体をコントロール出来るように、日々、鍛えて行かないといけません。
合気道は「争わない和の武道」。
世界平和へと繋がって行く道です。
と言えるほど、私は温厚な人格者ではありませんが、ふっと思い出したので、今回は自分に言い聞かせる為にも、ブログに書かせて頂きました(笑)。
”継続は力なり”
”努力に勝る天才なし”
そして
「強くなければ生きていけない。
優しくなければ生きて行く資格がない。」
真風会門下生のみなさん、自分に厳しく、人にやさしく、これからも私と一緒に精進して行きましょう。
4月24日(土)の稽古風景(黒帯研究会)
【ホームページ】
「合気道 真風会」は、コロナ感染防止を重視し、その対策に細心の注意を払って稽古を行っています。
現在行っているコロナ感染防止対策は「3密を避ける」ことは当然として、
★2週間以内に発熱など風邪のような症状があった人は稽古を休む事
★稽古前の道場内の畳全面も含めて、手が触れる場所全ての消毒作業
★参加者全員の稽古前の検温(道場入口で一人一人チェックを行っています)
★手洗い、アルコール消毒の実施(こちらも道場入口で一人一人チェックを行っています)
★窓を全て開け、扇風機を3台回しての換気
★マスクを着用し、接近しての大声を出さない
★整列時などはソーシャルディスタンスを保つ
★非接触の稽古
★冬場は湿度計を持参し、湿度を40%~60%に管理
など、思いつく限りの対策を行っていますので、道場生の皆さんも、新たな入門希望者の方も、安心して稽古にご参加ください。