一人目は、先週、体験入門に来られたWさん、今週から正式入会となりました。
合気道有段者ですので、道衣、袴に着替えると、さすがにサマになっています。
長いブランクがあると謙遜されていましたが、全く感じさせません。
これからも、宜しくお願い致します。
二人目は、体育館で張り紙を見て体験入門されたTさん。
護身術や合気道の技を体験されて、次回から正式入門となります。
お仕事の関係で月2回くらいしか来れないとの事ですが、焦らずにコツコツとがんばってください。
木曜日以外でも、お互いの予定があえば、私の自宅道場で稽古してもいいですよ。
狭いですが、合気道の稽古には充分です。
やる気があれば、いつでも申し出てくださいね!
(但し、庭にマットを敷いただけの”青空道場”ですが・・・(笑)。)
三人目は高校3年生のS君。
私とS君は、以前同じ空手のS道場に通っていました。
初めて彼と出会った時は、S君は、まだ小学生でした。
たくさんの子供たちが、空手を習いに通っていましたが、その中でも私の目をひと際引いたのがS君でした。
身体の柔軟さ、間の取り方など、彼の素質はとても光っていました。
そのS君が黒帯となった中学2~3年生の頃、そのS道場は先生がご高齢で後継者もいない為、閉鎖となりました。
S道場閉鎖の最後の日、私は彼に他道場で空手を続けないのかと質問したところ、「S道場以外では続けません。自分の空手はS道場と共に終わります。」と答えました。
まだ13~14歳の少年から、主君への忠誠心を重んじるサムライのような言葉が返ってきたことに、当時大変感心致しました。
それから数年の時が流れて先日、家の近くで犬の散歩をしているS君に偶然会いました。
久々に見かけた彼は、りっぱな青年に成長していました。
聞くと、彼は今は何も武道をしていないとの事でした。
私は彼に、”S君には武道の素質がある事”、”今からでも何か武道を始めても遅くはない事”、”私たちが苅田体育館で合気道を稽古している事”などを話しました。
それから2~3日後の前回の稽古日、S君は道衣を持って道場に現れました。
S君は就職先も自衛隊が決まり、気分的な余裕も出来てきて、また体を動かしたくなったようです。
但し、来年4月以降は自衛隊で遠方に配置される可能性が高いので、その間までになるかも知れませんが、自衛隊入隊後も、やはり何か武道を続けようと思っているそうです。
このような形で、私と青年へと成長したS君が、また、道衣に着替え、再び武道の稽古をできることは、やはり彼と私は武道縁があるのでしょう。
自衛隊入隊後は、帰省した時に合気道の稽古に来れたらいいですね。
何をやるにしても、合気道はきっと生かせるはずです。
がんばってください。
(”京築合気道研究会”は2007年1月13日より、道場名を”合気道 真風会”へ変更致しました。)
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kirara

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