ブログをご覧の皆さま、いつもありがとうございます。
急に寒くなって10℃近くも寒暖差があり体調管理が大変ですが、ようやく秋めいてきましたね
どの作品もそうなのですが、毎回撮る枚数が多くて、考えながら画像を選ぶことも時間がかかり、ブログの更新が遅れがちなのですが、、
本日ご紹介する作品も随分とお待たせしていたオーダーメイドの猫ちゃんです。
ネコはネコでもいわゆる妖怪の猫又さんです
猫又とは
日本の妖怪(フィクション)。猫の化け物で日本各地に伝承があり、多くの怪談集や妖怪絵巻などの題材となっている。人が飼っていた猫が歳をとって妖怪化したもの、山中に棲む巨大な獣など様々な言い伝えがある。
また、「13年飼った古猫は化け、50年を経ると尾が分かれ霊力を身につけて猫又になる」などといわれ、それを妖怪と捉えたり、家の護り神となると考えたり解釈は様々です。
猫又は凶暴で人畜に害を為す場合もあれば、元の飼い主に恩返しをする穏やかな性質の猫もいます。
さて、そんな猫又ですが、ご依頼を頂いたのは、河鍋暁斎、動物戯画からのオマージュで「踊る猫」風で仕上げてみました。
今日の前半のブログでは、簡単ではございますが制作ポイントなどをご紹介していきます。いろんなポーズの写真は次回ね
⇧まずはこちら「踊る猫」といえばやはりこの目線👀
このようなグラスアイは市販では売られていませんので、特注で作ってもらいました(国内の目玉製作者)
色も希望通りでピッタリでした✨
仕上げるとこんな感じ🤍
まだポーズはつけていませんが、良い表情になったと思いますシャー ฅ(`ꈊ´ฅ)
そして猫又さんにはやはり「牙」ですね🦷
エポキシ系の硬化樹脂粘土で作成。
ループも付けていて、細くても丈夫なステンレスのワイヤーで。
しっかりとループを付けていますので、糸でギュッと引きながらボンドで接着💯
口角をかなり上げめにしていて、あとオープンマウスの下顎が見えますでしょうか?
『〰️』←このような形にして般若感を出しています(変な言葉でスイマセン😅)
次は型紙について簡単に✍🏼
肘や膝がゴツゴツとなるようにしました。「踊る猫又」のポーズはトイスケルトン内蔵で表現するので、基本的な姿勢はお座りです(ベアスタイル)
そのトイスケルトンで躍動感を出したいので、手脚はいつもより長めにしています
こんな感じです((*ΦωΦ)੭ꠥ⁾⁾
被毛に妖気が漂っているようなイメージにする為、リアルな猫のストレート(フェイクファー)の毛並みではなく、あえてウェーブのかかったモヘアでお作りさせて頂きました
暁斎の鳥獣戯画の猫又の雰囲気になったと思います😄
爪も牙と同じように。
そして尻尾は二股ですね!
おしり可愛いですね☺️
和服風のお飾りも次回のブログでまたご紹介しますね。
市松人形のいちまちゃん達が恐る恐る..
怖がっているというより興味津々ですね😄
ちなみに尻尾が2本に分かれているのが「猫又」で、そうでないのは「化け猫」ということらしいです。
すっかり懐いちゃってますね
ฅ(^ω^ฅ) ᗦ↞◃ ᗦ↞◃
いちまちゃん達のお相手の後に一服する姿が哀愁があっていいですね^^
いちまちゃん達のお相手の後に一服する姿が哀愁があっていいですね^^
※ちなみに僕はタバコは吸いません🚬
最後までご覧いただきありがとうございます🍀
次回も猫又さんの投稿で、いろんなポーズをいくつか選んでご紹介しますね🐈