国民の期待を見事に裏切ってくれた政党の崩壊の序章が展開されている。
長崎県においては、山田正彦氏に続いて福田衣里子氏も民主党からの離党を表明した。
福田衣里子氏の離党表明は遅すぎるように私は思う。
消費税増税法案に反対した直後に離党すべきだったのではないだろうか。
「みどりの風」に合流するそうだが、はたしてその選択がどのような結果になるのかは分からない。
福田衣里子氏は「主義主張を言えるポジションで政治活動をしたい。熟慮のうえだ」として、民主党の慰留には応じなかったそうだ。
また、政党については「第三局の動きは金持ち目線で危険だ。弱者のため、対極の人間がいないといけない」と述べたという。
私は既存の政党以外の、維新の会を軸とする新しい「第三局」の勢力の結集に期待をしていたが、維新の会が太陽の党を加えて合流してしまったことには幻滅してしまった。
原発に関する基本的な考え方が異なるような組織の合流は、いかがなものだろうか。
民主党の長崎県議会議長の渡辺敏勝氏は「肝炎対策基本法だって、政権与党の議員だったからこそ実を結んだ。少数政党では犬の遠吠えにしかならん。何を考えとっとか」と怒りの声を上げたと、本日の毎日新聞の記事では表現してある。
私も「少数政党では犬の遠吠えにしかならん」というフレーズはその通りだとは思うが、国民の期待を見事に裏切ってくれた民主党に残っても、その末路はおおむね見えているような気がする。
福田衣里子氏の主張は、考え方としては筋が通っているが、権限である国会議員としての議席を確保できなければ、いくら主義主張を言っても実現することは難しい。
本来ならば罪にもならないようなことで罪人に仕立て上げられようとしていた小沢一郎氏の無罪も確定するようだが、あえてマスコミは小沢一郎氏が率いる政党を第三局に加えようとはしない。
マスコミによる情報操作の一例であるといえよう。
情報操作に踊らされて、烏合の衆的な政党などに騙されないようにしなければならない。
民主党に見事に騙された事によって、マニフェストなどというものを鵜呑みには出来ないのだという事を学習できたはずだ。
国家のありようを、利権集団が牛耳るような元の状態に戻すのか、本当に国民の生活を考慮できるような人に託する新しい選択をするのかが問われる12月16日になる。
今回の国政選挙では、私たち庶民にも2票を投じる権利が与えられる。
その2票ずつの集大成によって、国家のありようを変えていくことも不可能ではない。
そのような1票ずつを、熟慮の上で大切に行使したいものだ。
豊田一喜
長崎県においては、山田正彦氏に続いて福田衣里子氏も民主党からの離党を表明した。
福田衣里子氏の離党表明は遅すぎるように私は思う。
消費税増税法案に反対した直後に離党すべきだったのではないだろうか。
「みどりの風」に合流するそうだが、はたしてその選択がどのような結果になるのかは分からない。
福田衣里子氏は「主義主張を言えるポジションで政治活動をしたい。熟慮のうえだ」として、民主党の慰留には応じなかったそうだ。
また、政党については「第三局の動きは金持ち目線で危険だ。弱者のため、対極の人間がいないといけない」と述べたという。
私は既存の政党以外の、維新の会を軸とする新しい「第三局」の勢力の結集に期待をしていたが、維新の会が太陽の党を加えて合流してしまったことには幻滅してしまった。
原発に関する基本的な考え方が異なるような組織の合流は、いかがなものだろうか。
民主党の長崎県議会議長の渡辺敏勝氏は「肝炎対策基本法だって、政権与党の議員だったからこそ実を結んだ。少数政党では犬の遠吠えにしかならん。何を考えとっとか」と怒りの声を上げたと、本日の毎日新聞の記事では表現してある。
私も「少数政党では犬の遠吠えにしかならん」というフレーズはその通りだとは思うが、国民の期待を見事に裏切ってくれた民主党に残っても、その末路はおおむね見えているような気がする。
福田衣里子氏の主張は、考え方としては筋が通っているが、権限である国会議員としての議席を確保できなければ、いくら主義主張を言っても実現することは難しい。
本来ならば罪にもならないようなことで罪人に仕立て上げられようとしていた小沢一郎氏の無罪も確定するようだが、あえてマスコミは小沢一郎氏が率いる政党を第三局に加えようとはしない。
マスコミによる情報操作の一例であるといえよう。
情報操作に踊らされて、烏合の衆的な政党などに騙されないようにしなければならない。
民主党に見事に騙された事によって、マニフェストなどというものを鵜呑みには出来ないのだという事を学習できたはずだ。
国家のありようを、利権集団が牛耳るような元の状態に戻すのか、本当に国民の生活を考慮できるような人に託する新しい選択をするのかが問われる12月16日になる。
今回の国政選挙では、私たち庶民にも2票を投じる権利が与えられる。
その2票ずつの集大成によって、国家のありようを変えていくことも不可能ではない。
そのような1票ずつを、熟慮の上で大切に行使したいものだ。
豊田一喜