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日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

振上げたコブシをどうするのか

2009年03月22日 | インポート
小沢一郎氏の公設第一秘書が逮捕されてから時間が経ったが、この後検察はどうするつもりなのだろうか。

振上げたコブシを振上げたままにしておくと、そのコブシ自身の重みで筋肉痛にもなりかねない。

公権力の公平な行使という観点からも不透明な部分があるように思う。

政治献金に関しては、他の国会議員も現行の法律に則って同様の処理をしているはずなのに、小沢一郎氏の公設秘書のみを逮捕するというのは筋が通らないのではなかろうか。

また、ソマリヤ沖の海賊から営利企業の輸送船を護衛するために海上自衛隊を派遣した。

国益を守るためだそうだが、法整備も不完全なままにして、またしても海上自衛隊の海外派兵をしたことになる。

護衛艦と400人の自衛官の派遣によって、果たしていくらの国費が費やされるのだろうか。

海外出張に伴う危険手当のようなものも当然加算されることだろう。

もちろん自衛隊員になった時点で、有事の場合には国家のために命を捧げる覚悟をもった人たちの組織であろうと思いたいが、果たして費用対効果の程はいかほどになるのだろうか。

海賊に関する情報を、政府は報道情報によって把握しているのだそうだ。

自国の公的な機関が把握した情報ではないという政府答弁なのだそうだが、いつまで自衛隊の派遣を続けるのだろうか。

大量破壊兵器を隠し持っているという情報で、おかしな戦争を仕掛けたどこかの国と共通する思想が隠れているように思ってしまう。

国益とは、国民益をさすのか、一部の営利企業益をさすのか考える必要がある。


豊田かずき