ここで、託生の、ギイは「殆ど精神安定剤」(「June Pride -6月の自尊心-」)という発言から連想して、ギイを託生君にとっての病院に例えてみると、託生君はその病院に二年生では入院、三年生では通院しているようなものだといえる。以前(3月9日)、ボーイズ・ラブ作品の結末の一般的な倫理から考えて、シリーズの結末を二人の幸福な別れであると予想した(あるいは願望を書いた)が、託生君の自立という観点から考えても二人は一旦離れ離れになることが望ましいのだと思う。要するに退院するということだ。
欲を言えば自立を達成した後、再会したエピソードも読んではみたいのだがいつになることやら。
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