ペット主義は大嫌い

自分主義の動物の飼い方は、大嫌いだ。

朝、ドッグプレイグランドを通る。ファンシーな犬用の遊び場である。犬の飼い主はほとんどが白人である。犬達は、犬同士の遊びをしている。飼い主と生活している犬たちにとっては唯一のほかの犬たちとのふれあいの場所なのだろう。こんな場所は嫌いだから、観察はしたことはない。大体ペット主義は大嫌いだから、犬たちが気の毒で見る気持ちがしないのだ。もちろん人間社会だから、犬たちが勝手に行動してもらっては人間が迷惑なのである。人間の都合で犬用のえさをもらい、自然に体温調整も出来るのに、ややこしい衣類らしい物を着せられ、犬用の学校に行儀見らないに行かされ、ずいぶん迷惑な話ではないか。動物本来の本能も忘れかねないだろう。人間はともすれば、原点を忘れて、おかしな道に迷い込む。動物にとっては迷惑なはなしではないか？