K's Journal

トライアスロンライフと日々の徒然なる出来事

冬至~陰中の陽

2013-12-22 13:51:22 | 健康・治療
今日は一年のうちでもっとも昼間の時間が短い冬至ですね。

東洋医学には陰陽論という考え方があります。
陰陽論ではこの世に存在する全ての物、出来事などを、みな陰と陽の二つに分けて考えます。
陰陽論ではあらゆる事物を、対立し且つ相互に制約しあい依存しあう二つの側面からとらえます。
方向で言えば陽は上、左、外、出など、陰は下、右、内、入など。
自然界では陽は昼、夏、火など、陰は夜、冬、水など。
人間、人体では陽は男、幼、背など、陰は女、老、腹などです。

また陰陽は対立的であり、同時に補完しあう関係です。
対立は相互に対立するので、単独には存在しません。
陰陽では、上が陽、下が陰と考えるように上が存在しなければ下は存在しないし、下が存在しなければ上は存在しないということです。
人体が正常な生命活動を続けることができるのは陰と陽の相互制約と相互消長によって生み出される平衡の結果です。
人間は陰陽が平衡を保っている時が健康で、疾病にかかっている時は陰陽の平衡が失調しているということです。
治療においても、疾病の原因は陰陽の平衡の失調なので、陰陽を調整すること、不足しているものを補い、余っているものを瀉して、陰陽の平衡を回復させます。
また陰陽の対立、相互依存は止まっている状態ではなく、常に動いている状態で行われています。
これを消長平衡といいます。
季節でいえば冬から春に向けてだんだん暖かくなっていきます。
更に夏に向かうと暑くなります。
夏を過ぎるとだんだん寒くなっていきます。
このように暑さ寒さはあっても年間を通して平衡が保たれているということです。
それだけに近年の異常気象は身体にも堪える訳です。

東洋医学の医学書である黄帝内経(こうていだいけい)の素問には、「陰中に陰あり、陽中に陽あり、平旦から日中に至るは天の陽は陽中の陽なり。日中から黄昏に至るは天の陽は陽中の陰なり。合夜から鶏鳴に至るは天の陰は陰中の陰なり。鶏鳴から平旦に至るは天の陰は陰中の陰なり。」とあります。
つまり陽でも陽に向かっている陽と陰に向かっている陽、陰でも陰に向かっている陰と陽に向かっている陰があるということです。
これを疾病にあてはめれば、例えば風邪なら風邪のひきはじめは陰中の陰、治りかけは陰中の陽と考えられます。
季節で言えば、春分から夏至は陽中の陽、夏至から秋分は陽中の陰、秋分から冬至は陰中の陰、冬至から春分は陰中の陽と言えるのだろうと思います。

そうなんです、今日、小生が申し上げたかったのは明日の冬至以降は陰中の陽になるのです。
寒さはまだまだこれから本番かもしれませんが、陰陽で言えば今日以降昼の時間が少しずつ伸びていき、春に向かい始めるのです。
疾病でいえば快方へ向かう状態になるのです。桜の蕾もきっと冬至以降は花を咲かせる準備に入るのではないでしょうか。
寒い日が続きますが、春遠からじ、冬至以降は陽に向かいます。

治療院界隈には数件の銭湯がありますが、冬至の日は「ゆず湯」が用意されるみたいです。
たまには銭湯に行って温まってくるのもいいですね。





ライズ鍼灸スポーツマッサージ治療院

目黒区体育祭 5kmロードレース

2013-12-09 14:32:21 | トライアスロン
12月7日(土)目黒区体育祭 5kmロードレースに参加してきました。
会場が駒沢公園で治療院から近いため、仕事を中抜けして参加できました。

4日前に1人で5,000mのタイムトライアルをやった時は、21分19秒でした。
本番でレース用のシューズを履いて、良い緊張感で、うまく流れにのって、
20分45秒くらいを出せたらと思って臨みました。

結果19分55秒でした。
おそらく10年振りくらいで、5kmで20分を切ったと思います







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ラグビー 早明戦 ノーサイド

2013-12-03 15:04:47 | 日記
ラグビーの早明戦、スポーツニュースで見ましたが、
現在の国立競技場で行われるのは最後でした。
スタンドも久しぶりに満員。

試合後のセレモニーで、松任谷由美さんが「ノーサイド」を歌われました。
夕日に映える国立競技場と満員の観衆、
そして戦い終えた両校選手たちの清々しい表情、中には泣いている選手もいました。

そんなシチュエーションで、ラグビーをモチーフにした「ノーサイド」、ラグビー関係者ではなくても感動で泣けますね。

この曲が入ったアルバムは私が大学1年の時に発売されました。
アルバムには「ノーサイド」の夏バージョンのような曲である、
「~ノーサイド・夏~空耳のホイッスル」という曲も入っています。
当時私はこの曲をテニス部の同期のタヤ君に教えてもらいました。
歌詞がテニス部の夏合宿を思い出させる内容なのです。

今回松任谷由美さんがノーサイドを歌う前に、
「皆さんが必ずくぐって来られた厳しい練習の日々へのオマージュを捧げたいと思います。」と言って、
朗読されているのが「~ノーサイド・夏~空耳のホイッスル」の歌詞です。

学生時代はもちろん、社会人になってからもパワーが欲しい時など、たまに聞いています。
私のアイデンティティーの1つは、学生時代の菅平の夏合宿にあるような気がします。



高原の太陽はプリズム
奪い合い 空翔けるボールは 
埃の中の日食

少年は苦しさと向き合う
ほとばしる水道の飛沫に
燃える魂を打たせて

GLORIA GLORIA
遥かな勝利
どれだけ自分を痛めればとどく
答えを知らず ただ走り抜け
少年は戦士になる

いつの日か老人は佇む
遠い日の仲間の呼ぶ声と
空耳のあのホイッスル

GLORIA GLORIA
静かな自由
どれだけ相手を倒したらわかる
はかない夏が過ぎてゆく頃
少年は戦士になる






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