だが断る

だらだらチラシの裏日記

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ゴールデンタイム

2014年05月29日 19時08分49秒 | アニメ・コミック・ゲーム

3月で終了したアニメですが、

ゴールデンタイム

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いわゆるラブコメものです。
正直、私はこのジャンルの作品は、あまり好きではないのですが、
深夜に、何気無く見ていたら、どっぷりはまってしまいました。

主人公の境遇が、ドラゴンクエスト6の主人公に似ている気がする。

ちなみに何がゴールデンタイムなのかと言うと、
大学生時代の18歳~22歳とゴールデンタイムの18時~22時を掛けてるそうです。
視聴者に大学生時代を思い出して楽しんで貰いたいという意図があるそうです。

舞台は私立福来大学。
作中にJR総武線市ヶ谷駅が出てきたので、モデルになったのは法政大学かな?

 

 

主人公は、高校卒業時に事故で記憶喪失の多田万里君
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ヒロインはお金持ちのお嬢様だけど、残念な性格の加賀香子ちゃん
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サブヒロイン、リンダ先輩。記憶を無くす以前の万里が好きだった人。万里の高校時代の同級生だが、
万里は事故で入院した為、一浪しているので、一学年先輩に。
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細いストーリーや登場人物の詳細については先生に…
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/ゴールデンタイム_(小説)

要は、事故で高校卒業以前の記憶が無くなり、かつ自身に複数の人格が生まれてしまった万里と、
どこかずれてるストーカーお嬢の香子が、人として成長し、ラストにラブラブになるという話。
途中で、事故以前の人格を持ったリンダ先輩ラブな亡霊万里が、ちょっかいを出してきます。

序盤は、背後霊が居るのと、
記憶がない事以外は割とまともな万里と、
異常な性格の香子ですが、
後半になると、香子はまともになり、
万里は人格分裂でどんどん壊れていきます。

 

 

話を紐解いても、いまいち分かりづらい万里君の多重人格と、その結末について考察してみます。

 

【万里A】
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この作品の主人公。
事故で高校卒業以前の記憶が無い。
香子ラブ。
物語序盤から中盤までは、いたってマトモであり、充実した大学生活を送る、
ありふれたラブコメストーリーが展開されるが。。。
後述の万里B(亡霊万里)は、当初認識できなかったが、
徐々に存在が分かり、いずれ肉体を奪われる事に恐怖を抱き始める。
過去の記憶を求めて、リンダと共に同窓会に参加するため、実家に戻る。
事故現場の蓬莱橋で、事故以前の記憶を持った万里Bの存在を知る。
蓬莱橋の一件により、記憶の断片が蘇るが、徐々に壊れはじめる。
阿波踊り大会に出場中に、ついに人格が入れ替わってしまう。
後述の万里Cの状態で錯乱する姿を見て、
香子は自分のせいで万里が苦しむと思い、ついに別れることを決断。
振られたことで、万里A消えそうになる。
最終話直前で完全消滅。
消滅前に記憶を綴ったメモやビデオレターを作成する。

 

 

【万里B(亡霊万里)】
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亡霊万里は他人に気づかれない。この辺ドラクエ6ぽい。

序盤はこの作品の語り部。
事故以前の記憶を持っている。
自分は事故で死んだと思っている。
万里Aに体を乗っ取られたと思っている。
リンダラブ。
香子ラブな万里Aの事を、こころよく思って居ない。
それは徐々に憎しみ変わり、万里Aに対して呪いを掛ける。
呪いの影響で香子を傷つけてしまった事を後悔し、一時消滅。
万里Aが記憶を求めて事故現場の蓬莱橋に来た時に再登場するが、
どこか投げやり。(この時、万里Aは万里Bの存在を認識し、徐々におかしくなる)

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最終回で、また再登場。

 

 

【万里C(リンダーリンダー!万里)】
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蓬莱橋の一件以降、新たに登場した万里の人格。
万里Bと同じ、事故以前の記憶を持つ。
というより、事故直後の状態の万里である。
つまり、万里A、万里Bの記憶も無い。
視聴者は、ついに万里Bが体を乗っ取ったのかと思ったが、どうも別人格ぽい。
事故直後の記憶状態で、いきなり阿波踊り大会で踊っていて、周りは知らない人だらけ。
錯乱状態になり、大会すっぽかして逃走する。
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万里Bと同じでリンダラブ。
リンダ、リンダー!(錯乱状態)
A、Bの記憶が無いので、香子に対して「…誰?」と言い、香子ショック…
最終話直前の、学祭の阿波踊りを踊った直後に完全に万里の体を乗っ取り、
主人公人格の万里A消滅。
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阿波踊りを踊りながらフェードアウトしていく万里A

また錯乱状態になると思いや、学祭を見に来ていた母親が目の前にいたので、
錯乱状態にならなかった。
母親に「ただいま」と言い、ここで多田万里の精神分裂病完治(したと私は思います)
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万里母さん若すぎる!普通に女子大生ぽい。

 

 

話が長くなってしまったが、
要は万里Cこそ、本来の多田万里である。
また万里Aも、事故以降の記憶を持った万里自身である。
即ち、万里A=万里Cである。
複数の人格と表現したが、実際別人格なのは万里Bだけ。

…とか書いてる私自身も、なに言ってるのかよく分からなくなってきた…
作中で、その辺わかるようにして欲しかった。

学祭後、大学を休学し、実家の静岡県島田市?(蓬莱橋や、茶畑から予想)に戻り静養する万里C。
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病気が治り、もう「リンダ、リンダー!」状態にもならない。
後は万里Aの記憶が戻れば完全体万里になるのだが、
そこへ、香子が尋ねてくる。
万里Aの書いた記憶のメモから、万里Aの記憶を断片的に理解していた万里C。
そのメモには香子のことは、大学で付き合って居たが振られたと書いてある。
そんな万里Cは、尋ねて来た香子に対して「おかちゃん(万里の友達)だっけ?」と間違える。
香子は自分から名乗らず、一緒に居たリンダも香子を察して、万里Cの間違えを指摘しようとしない。
おそらく、ここで香子が自分が、おかちゃんでは無く、香子だと万里に教えてしまったら、
万里の記憶は永遠に戻らなかったかもしれません。

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