この花の名前は「アスコフィネチア・チェリーブロッサム」と言います。
タイの蘭と日本の風蘭のハーフです。
十数年前、僅かに3cmの根っこ一本と2cmの細い葉一枚、あわせてもマッチ棒一本の長さしか残ってなかった。捨てるに偲びず極小の小鉢に植え替えてから半年ほど経ったころ、一枚の葉元から小さな葉芽が覗いているのを発見した時の驚きと喜び。それから十数年後このように花を咲かせるようになりました。
甘やかさず、しかしいつも気にかけて霧ぶきに水遣りにと、自然に近い環境を思いやりながら育ててきました。
環境つくりなど、かけた愛情の分だけ応えてくれているのかなぁ・・と思っています。