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ケイの闘病や介護録

病気の記録や家族の介護の記録など

私が同居時の兄 4

2022年03月03日 | 兄の介護

私と夫は再婚同士です。

17年前、母71才・兄49才・夫45才の家族に、私47才が加わりました。

私が嫁いだ時、兄はトイレ・食事・更衣動作等は見守ればほぼ自分で行えていました。

しかし、正しい判断ができず危険が伴う為

介助や誘導が必要で、一人にしておけない状態でした。

母は常に兄のそばにいました。月に一度の兄の受診も母が付き添っていました。

薬が良くなったのか、その頃はてんかんの発作が起こっても短時間横になるくらいで

ドタンと倒れることもその頃にはなくなっていました。

家族4人で日曜日には近場ですがよく車で出かけました。

公園に花を見に行ったり、買い物やラーメンを食べに行ったり

兄はラーメンが大好きでしたから (*^_^*)

時々、攻撃的になる事はありましたが

母も私も即、夫にSOSを出して収まりました。

兄は夫には絶対に手を出しませんし大人しくなります。(^^;

後からわかった事ですが兄のてんかんは「側頭葉てんかん」で

突然イライラし攻撃的になり人格や人相まで変わったようになるのは

結局てんかんが原因だったのです。


私が同居するまでの事 3

2022年03月03日 | 兄の介護

兄の小学生時代、てんかんの発作で倒れることはあったけれど

学校にも結構通え、珠算教室にも行けるくらいだったそう。

兄が小学4年生、夫が小学1年生の時に父が脳出血で突然他界。

兄の発作が徐々に増え、感情の起伏も激しくなり攻撃的になる事があった。

中学生の頃にはそれが原因で何度も入院を繰り返し

病院からのすすめで障がい者の施設にやむなく入所をする。

しかし突然の環境の変化についていけず、

食事が摂れなくなりやせ細った兄は帰って来た。

その後、薬がよくなったのか病院を替わったことがよかったのか

その後は1~2回入院したが攻撃性も少し落ちついてきた。

夫が成人し兄の精神状態が悪化しても、かなり抑えることができた事も

入院を回避できた理由と思われる。

長年、兄が在宅生活を続けることができたのは

父の代から自営で、夫と母が常にそばにいて介護を続けた賜物だと思います。