キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

「小林少女」

2008-04-26 23:58:44 | 映画・コミック等の感想
日劇PLEXに「小林少女」を見に行きました。初日舞台挨拶付き。

いろんなことを盛り込みすぎて、結局何をやりたかったのか・・・
連続ドラマの総集編を見ているような気がしました。小林拳かラクロス、どちらかに重きを置いた方がよかったと思います。ラクロスを中心にして、小林拳も悪の結社みたいなところを相手にせずに、もっとこじんまりとした格闘シーンを入れたほうがよかったような気がします。

本場で900日の修行をしたといっても、その凄さが前半まで全然出てこないうちに、いきなり小林拳を活用(?)したラクロスの青春群像劇もどきが出てきて、あれ、とおもったら悪の結社に狙われて、カンフー映画もどきになる。ということで、最後まで中途半端で感情移入できませんでした。
大作と期待していたけど、ちょっと拍子抜け。最近、フジ系ははずれだな~。

柴崎コウさんが特訓してある程度武術家の演技ができるようになったので、へんにカンフー映画っぽくしたのが原因かも。やっぱり俳優であって武術家ではない分、迫力ないんですよね。けど、役者さんって、1年くらいでそれらしい武術や姿勢などを演じられるは、さすがですね。ほとんどのアクションを本人がやっていたということなので、その女優魂はさすがです。

まあ、最後のエンドロールをバックにしてラクロスのありえね~試合や強くて人気が出ていくサクセスストーリーや大団円な話は、ロボット製作だけあって、普通に楽しめて、すがすがしい気持ちで映画を見終わりましたけどね。

そして、舞台挨拶。「三丁目の夕日2」の時と同じ通路で入ってくならすぐ隣を通るんだ~、と期待していたら、今回は反対側の通路。残念。

★★★☆☆
(今年21本目)

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