K.G

とりあえず一作

2007-10-02 02:06:26 | 備忘録
木造建築の一戸建てが立ち並ぶある道を歩いていた時の事
どこからか音が聞こえてくる
それは何かの声のようだった
私にはその声が人間の声なのか、或いは鳥や獣の鳴き声なのか、全く判別が付かなかった
只、奇妙な響きを持つ声だとしか言いようが無いものだった
その声を文字で表現するのは難しい
「あうわーっ」とか「あわーっ」とかそんな感じであったが、これは正確な表現とは言えない
それが、別の何かを呼んでいるかのように断続的に繰り返され、周辺に響き渡っている
私は音のする方へ目を向けてみたが、その場所から音の発信源は確認出来なかった
どうやら、見えている場所よりももっと奥に、声を発している何かがいる(ある?)ようだった
しかし、私は奥に行って確かめようなんてことはせずに、視線を戻して歩き始めた
その声の正体を探るだけの積極的理由が無かったからでもあるし、
何とも言えない不気味さを感じたからでもあった
それからしばらくも、後ろ手から、その声が私の耳に届き続けていた

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
電脳コ●ル (うキた)
2007-10-02 19:33:15
そ、それはイリーガルです
きっとメガネを通してみれば見えるんですw
返信する
ひぃー げっ (kei)
2007-10-03 00:14:43
最近見れてなかったりしますが、シムシティならぬヒゲシティ(?)の回は最高でしたw
あの話を書いた人は天才でもあり、最高のバカでもあると思いますw
後々の実写の回にはゲンナリしましたがw
返信する
電脳戦士コイル (いぇぃぱむ)
2007-10-03 10:56:00
そ、それはオヤシロ様なのです。
ずっとケーシィの後ろを
ひたひた付いてくるのですよ。

なんか小説みたいだゎ
事件のかほり
返信する
親しみを込めてオヤシロさんと呼べば怖くない (kei)
2007-10-04 01:47:57
何度も言うようですが、ひぐらし関連は全く分かりませぬw
この時は全く振り返らずに、ひた進みましたw
前の車椅子の変な人の時は何度も振り返ってましたが
わたしゃ不審者かw
返信する

コメントを投稿