私が、勇気を出すために、いつも思い出す童話です。
ある親子が 市場へろばを、売りにでかけました。
二人は ろばと一緒に歩いていました。
村の人が 笑いました。
「君たち おばかさんだねぇ。ろばにのっていけばいいのに」
おとうさんは、子供をろばにのせました。
すると、向こうからおとうさんの友達がやってきて、言いました。
「おい、おい。子供をろばにのせて 自分が歩くなんてよしたまえ。
こどもをあまやかしてどうする。あるかせろ。 あるかせろ。 」
おとうさんは、子供をろばからおろし、かわりに自分がのりました。
しばらくいくと、今度は、うしかいのおねえさんが 顔をしかめて言いました。
「まぁ、世の中には ひどいおとうさんも いるものね。
自分ばっかり楽しちゃってさ。小さな子供を あるかせるなんて。
かわいそうに 子供が疲れて、くるしそうじゃないか。 」
おとうさんは、子供を自分の前にのせました。今度は親子がろばにのって、市場のほうへすすんでいきました。
やがて、ろばは、 教会の前へつきました。
教会の前には牧師さんが立っていて おとうさんをよびとめました。
「もしもし、ちょっと まちなさい。ろばが かわいそうじゃないか。よたよたして つらそうだ。」
おとうさんと子供は ろばからおりました。
それからろばの足をしばり 棒にくくって二人でかつぎました。
親子は大変な思いで、ろばをかついでいきました。
ろばを担いだ親子は まもなく橋の上に つきました。
しかし、ろばが 暴れだしました。
逆さに吊るされているので 苦しかったのです。
ろばがひどく暴れたために、棒がポキンと折れてしまいました。
ろばは川の中に落ち、流されていってしまいました。
教訓「誰にでも気に入られようとすると、結局、誰の気にも入らないことになる」
自分の意見を持てば、誰かともめることもあるだろう。つまり、自分の意見を持たなければ、誰かともめることはないのだ。しかし、それでは、自分の生きている価値がないではないか
私は今日、「原発」都民投票に向けての署名活動に参加することにした。これは戦いの第一歩だ。
相田みつをさんは言った。
「具体的に動いてごらん。具体的な答えがでるから。」
「文明論とは、人の精神発達の議論なり」 福沢諭吉
ある親子が 市場へろばを、売りにでかけました。
二人は ろばと一緒に歩いていました。
村の人が 笑いました。
「君たち おばかさんだねぇ。ろばにのっていけばいいのに」
おとうさんは、子供をろばにのせました。
すると、向こうからおとうさんの友達がやってきて、言いました。
「おい、おい。子供をろばにのせて 自分が歩くなんてよしたまえ。
こどもをあまやかしてどうする。あるかせろ。 あるかせろ。 」
おとうさんは、子供をろばからおろし、かわりに自分がのりました。
しばらくいくと、今度は、うしかいのおねえさんが 顔をしかめて言いました。
「まぁ、世の中には ひどいおとうさんも いるものね。
自分ばっかり楽しちゃってさ。小さな子供を あるかせるなんて。
かわいそうに 子供が疲れて、くるしそうじゃないか。 」
おとうさんは、子供を自分の前にのせました。今度は親子がろばにのって、市場のほうへすすんでいきました。
やがて、ろばは、 教会の前へつきました。
教会の前には牧師さんが立っていて おとうさんをよびとめました。
「もしもし、ちょっと まちなさい。ろばが かわいそうじゃないか。よたよたして つらそうだ。」
おとうさんと子供は ろばからおりました。
それからろばの足をしばり 棒にくくって二人でかつぎました。
親子は大変な思いで、ろばをかついでいきました。
ろばを担いだ親子は まもなく橋の上に つきました。
しかし、ろばが 暴れだしました。
逆さに吊るされているので 苦しかったのです。
ろばがひどく暴れたために、棒がポキンと折れてしまいました。
ろばは川の中に落ち、流されていってしまいました。
教訓「誰にでも気に入られようとすると、結局、誰の気にも入らないことになる」
自分の意見を持てば、誰かともめることもあるだろう。つまり、自分の意見を持たなければ、誰かともめることはないのだ。しかし、それでは、自分の生きている価値がないではないか

相田みつをさんは言った。
「具体的に動いてごらん。具体的な答えがでるから。」
