みんなもっと賢くなろうぜ!

原発の真相、情報が入り次第お伝えしまーす!その他、いろんな話題を思いのままに書いちゃいます(^^)

加圧水型軽水炉「大飯原発」の恐怖 ~大飯原発の方が福島より危険なんだよ!~

2012-06-27 23:56:17 | 日記
今日も、「停電の損失をわかってるのか!」っていう、算数のできない人に絡まれました。
私が「ブラックアウトによる損失と原発事故による損失の違い、お分かり?」と返したら、「いったいいくら?」と別人から来たので福島原発事故損害額、ドイツ・ライプチヒ保険研究所の試算731兆円とスイスの大学の試算366兆円を提示しておきました。向こうからのブラックアウトによる損失の具体的な提示は無しまぁ、逆立ちしたって、これを超えることはないからね~いいかげん、くだらないこと言ってくるな

さて、原発擁護する輩がよく言うのが「福島原発と大飯原発の違いも知らないくせに。大飯はシステムが違うから安全性が高い」ということ。おいおい、あんたたち、本当にわかっていってるのかい?実態はこうだよ


加圧水型軽水炉「大飯原発」の恐怖 なぜ出さない SPEEDIの被害想定シミュレーション


ゲンダイネット
2012年6月18日 掲載


    福島の比ではない惨状に


 再稼働が決まった関西電力大飯原発3、4号機は、早ければ7月中旬にもフル稼働を始める。福島原発事故の検証もないまま「最初から結論ありき」で決めた政府のやり方に世論の怒りが広まっているが、大飯原発の再稼働は関西だけの問題ではない。万一、事故が起きれば、東京など首都圏にも重大な影響が及ぶ可能性があるのだ。
 大飯原発の原子炉は、加圧水型軽水炉と呼ばれるタイプ。沸騰水型軽水炉の福島原発と違い、内部にたまった蒸気を排出するベント装置がなく、事故で圧力が高まれば、爆発する危険性が指摘されている。
「沸騰水型は格納容器内に窒素を封入して水素爆発を抑えています。しかし、加圧水型は格納容器が大きく、爆発の危険が少ない――として窒素が封入されていません。このため、(事故で冷却機能が失われて)水素が発生すれば、空気と反応して爆発し、格納容器は修復できないほど壊れる可能性があるのです」(東大名誉教授の井野博満氏)
「レベル7」の過酷事故を起こした福島原発では、格納容器の爆発は免れた。それでも、あれだけの被害である。核燃料が詰まった格納容器が大爆発すれば、とんでもないことになるのだが、政府は大飯原発が過酷事故を起こした場合の「SPEEDI」(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)のデータのほんの一部しか公開していない(写真)。さまざまなシミュレーションがあるはずなのに、風向きも限定的で、全然、参考にならないのだ。
「『SPEEDI』の所管の文科省はこれまで、『立地自治体からの要請』があれば情報提供する――としてきた。ところが、限定的なシミュレーションしか出さないだけでなく、2月に突然、情報提供の地域を『原発から30キロ圏内』と狭めた。大飯原発の再稼働に慎重姿勢だった滋賀県がさらなる情報を求めると、今度は『準備中』など、さまざまな理由をつけて、結局、出そうとしないのです」(滋賀県政記者)
 ネットでは、福島原発事故の時の放射能の流れを大飯原発に当てはめた被害想定地図が出回っている。それによると、東京にまで被害は及ぶ。政府が隠せば隠すほど、国民の疑心暗鬼を生む。
 国に「SPEEDI」の情報公開を求めてきた国際環境NGOの「グリーンピース・ジャパン」の高杉智之氏はこう言う。
「グリーンピースは、大飯原発が事故を起こした場合の放射性物質の拡散範囲を調べるため、3月、大飯原発から1500個の風船を飛ばしました。すると、4~15時間で原発から290キロ離れた静岡県磐田市や、350キロ離れた埼玉県川越市でも風船が見つかりました。風向きによっては放射性物質が日本全国に広がる可能性があるのです。政府が『SPEEDI』の情報を公開しないのは、反対の声が強まるのを避けたいとしか思えません」
 大飯原発から半径350キロ圏内というと、大阪や静岡、東京など1都2府25県が入る。このエリアには約8600万人が暮らす。実に日本の総人口の6割余りだ。
「SPEEDI」は隠すために存在するのではない。


大飯町、再稼働とはやってくれるねあんたらのあぶく銭のために8600万人巻沿いにする気かよ

さて、野田総理の再稼働容認、大馬鹿会見が素晴らしく生まれ変わった、こんな画像見つけました。本当によくできている。

虚構会見:野田総理が全原発の再稼働を凍結 (もちろん嘘です。残念ですが…)


もしこれが本当の会見だったら彼は間違いなく歴史に残る英雄だった。実際は…史上最低に最も近い総理だ





原発への攻撃、極秘に被害予測 1984年に外務省~国防を考えるなら、原発はあってはならないんだよ!~

2012-06-14 19:27:48 | 日記
3年生の学年末試験に「あなたは、原発に賛成か、反対か、どちらともいえないか、意見を述べなさい」という問題を出したことがある。それなりに理由が語られていれば、賛否によらず得点をあげたが、その中にこういう回答があった。

「賛成。なぜなら、原発を持っていることによって、核兵器を持っているかもと周りの国に思わせることができるから。」

ほぉ~。そうきたか。約束通りちゃんと理由が語られていたから点はあげたが、私はコメントをつけておいた。


「国防上というのなら、海沿いの目立つところに54基もの原発があるけど、それを攻撃されたときはどうするつもりかな?原発は軍事基地でもないのにパトリオットなどの迎撃ミサイルを装備する?敵国は核兵器を持っていなくても日本に核爆弾を投下したのと同じダメージを日本に与えることができるよ。それに、原発全部に軍事基地並みの装備をしたら、ものすごい予算がいるよね。どうする?」


(追伸:原発推進者から質問がありました。「点数に賛成と反対で差をつけてんじゃねぇのか?」と。目的は論理的思考力を問う事なので、得点は記入していた生徒はすべて満点をあげたことをつけ加えておきます。そもそも賛成か反対かで得点に差なんかつけたら、親からクレームが来るわいさらにコメントについても、論理的思考の育成のためですから、「子どもを論破するなんて」などと、くだらないご心配はなさらないように。中3の2月と言えば、あと2か月で社会人として働く子もいる年齢。自分の頭で物事を論理的に考える力がついていなければならない歳です。日本人が他の先進国の子どもに比べて一番弱いところはこの部分です。1992年6月。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロでの「環境と開発に関する国連会議(環境サミット)」に集まった世界の指導者たちを前に、伝説のスピーチをしたセヴァン・­スズキはたった12歳の少女でした。)


このシナリオが、私の最悪の想像でないことがすでに証明されていたのに、またまた隠されていたんだな

原発への攻撃、極秘に被害予測 1984年に外務省


 外務省が1984年、日本国内の原発が攻撃を受けた場合の被害予測を極秘に研究していたことがわかった。原子炉や格納容器が破壊された場合に加え、東京電力福島第一原発の事故と同じ全電源喪失も想定。大量の放射性物質が流出して最大1万8千人が急性死亡するという報告書を作成したが、反原発運動の拡大を恐れて公表しなかった。
 欧米諸国は原発テロを想定した研究や訓練を実施しているが、日本政府による原発攻撃シナリオの研究が判明したのは初めて。

 81年にイスラエルがイラクの研究用原子炉施設を爆撃した事件を受け、外務省が財団法人日本国際問題研究所(当時の理事長・中川融元国連大使)に想定される原発への攻撃や被害予測の研究を委託。84年2月にまとめたB5判63ページの報告書を朝日新聞が入手した。

 報告書は(1)送電線や原発内の電気系統を破壊され、全電源を喪失(2)格納容器が大型爆弾で爆撃され、全電源や冷却機能を喪失(3)命中精度の高い誘導型爆弾で格納容器だけでなく原子炉自体が破壊――の3段階に分けて研究。特定の原発は想定せず、日本の原発周辺の人口分布とよく似た米国の原発安全性評価リポートを参考に、(2)のケースについて放射性物質の放出量を今回の事故の100倍以上大きく想定。様々な気象条件のもとで死者や患者数などの被害予測を算出した。

 緊急避難しなければ平均3600人、最大1万8千人が急性死亡すると予測。住めなくなる地域は平均で周囲30キロ圏内、最大で87キロ圏内とした。(3)の場合は「さらに過酷な事態になる恐れが大きい」と記した。

 ところが、外務省の担当課長は報告書に「反原発運動への影響を勘案」するとして部外秘扱いにすると明記。50部限定で省内のみに配り、首相官邸や原子力委員会にも提出せず、原発施設の改善や警備の強化に活用されることはなかった。

 当時、外務省国際連合局審議官としてかかわった遠藤哲也氏は「報告書はあくまで外務省として参考にしたもので、原子力施設に何か対策を講じたわけではなかった」と話す。外務省軍備管理軍縮課は「調査は委託したが、すでに関連資料はなく、詳しい事情は分からない」としている。二ノ方寿・東工大教授(原子炉安全工学)は「日本では反対運動につながることを恐れ、テロで過酷事故が起こることはあり得ないとされた。攻撃もリスクの一つとして認め、危険性や対策について国民に説明すべきだ」と話す。(鈴木拓也)



原発に不利な話は、なんでも隠ぺいされちゃう。この国って、どうなってるの

4号基の崩壊が日本の終わりを招く。いや、世界の終わりすら招きかねない。福島の姿は、明日の福井の姿だ再稼働など、あり得ない。