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放射性廃棄物の中間所蔵施設について~現実を見るしかないんだよ~

2012-01-06 08:20:03 | 日記
 双葉町井戸川町長が、「中間貯蔵施設をここに作るのは反対だ」と言っている。「海だってどこだってあるじゃないか」とも言っている。とんでもないそんなことをしたら世界中から損害賠償を求められてもおかしくない。「廃棄物は東京に持って行け」と言っている住民もいる

 しかし、厳しいことを言うようだが、原発を誘致して補助金をもらうということは、こういうこともあるけど迷惑料としての目先の金をとった結果なんだと私は解釈している。こうなる可能性があるから、一生懸命反対していた人たちがいたのだ。しかし、原発は建った。おいしい話に乗って原発推進派に票をいれ、原発反対派に冷たい視線を送ってきた人たちは、加害者の一面もあることを忘れないでほしい。本当の被害者は、原発に反対し続けていたのに声を聴いてもらえなかった人たちだ

 現実的に、避難住民が生きているうちにあの土地は住めない。汚染を日本国土全域に広げるより、すでに汚染されているところに汚染物質を集めるしかない。

 気になるのは「中間貯蔵施設」というネーミングだ。「最終貯蔵施設」と正直に言うべきではないだろうか。いつも政府は言葉のマジックを使って、あとあとなし崩しにする。だから、信用されない。もっと誠意を持って正直に向き合うべきだ。

 そして最大の問題は、故郷を失う人たちの今後だ。住む場所、仕事など生活の基盤をどうするのか。原発政策を推し進めた政府(まぁ、実際は自民党が一番罪があるんだけどね)は、そこをきちんと考えなければならない。個人的には中曽根氏は少なくとも自分の残りの人生分ぎりぎり生きていけるだけのお金を残して、残りは土地も含め、全部寄付するべきだと思う。それが政治家の責任の取り方だ。引退したら知らないよ~とは言わせたくない。

 原発を誘致してしまったところは、この現実から目をそらさないで欲しい。これから誘致しようなんて思っていたところも同じだ。これで分かっただろう。原発を誘致するということは、故郷を捨てるということなのだ。この現実を見ても、「原発は必要です。」という大馬鹿者の補償はごめんだ

季節ごとの思い出。空気のにおい、風の声、波の音、雪の静けさ。私たちも地球に生きる一生物に過ぎない。

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