こんばんは!今朝のかずさんの住まいの窓からは朝焼けの素晴らしい景色が見れました。
税関のホームページを見ると、定期的に各税関の事件発表が掲載されています。
多いのは大麻樹脂や覚せい剤、MDMAを、スーツケースや航空宅急便、国際郵便物などに隠して持ち込もうとするもので、中には飲み込んでというものもありますが、一回当りの摘発量は数百gから数キログラムです。

そういう中で、11月11日に門司港で、外国貿易船(1200トンと貿易船としては小型です。)のエンジンルーム最低部から、鉄観音茶598袋に入った覚せい剤322KGが摘発された事件は特筆できるものです。この船は中国からのもので、覚せい剤がどこで作られたのか、北朝鮮産なのかなどは報道されていません。これだけ大量の覚せい剤は99年に564KGという記録がありますが、過去3番目のものです。
日本で年間どれぐらいの覚せい剤や、大麻、MDMAなどの不正薬物が消費されているかはわかりませんが、これらの殆どは密輸入されていると考えられています。(大麻は、時々プランターで栽培しているのが摘発されていますね。)
そこで、覚せい剤の市中価格は、密輸による供給が取締強化やルート壊滅で減少すると上がりますし、逆ならば下がるというように、その時々の需要・供給の状況を正直に反映するようです。需給が逼迫すると航空旅客の運び屋を使っての緊急輸入なんてこともあるようです。
そして、今回のような100KG単位の覚せい剤をさばくためには、多額の資金と販売ルートがなければ扱えませんので、そのサプライチェーンの先には大都会の組織が関連していないと成立しないと考えられています。
門司港で摘発された事件直後の報道によれば、運び役の船員とともに、日本側の受け取りに東京から来ていた在中国と在日の者が逮捕されています。
恐らくは、供給側の中国(?)サイドと、日本の需要・売りさばきサイドをチェーンのようにつなぐ役割だったんでしょうか?
薬物の水際取締りで、価格が高騰するというのならガソリンと違って大賛成です。
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麻薬の密輸を描いた小説では「Cの福音」(宝島社文庫・楡 周平)は読ませてくれます。コンピューターネットワークを駆使したコカイン密輸システムです。
税関のホームページを見ると、定期的に各税関の事件発表が掲載されています。
多いのは大麻樹脂や覚せい剤、MDMAを、スーツケースや航空宅急便、国際郵便物などに隠して持ち込もうとするもので、中には飲み込んでというものもありますが、一回当りの摘発量は数百gから数キログラムです。


そういう中で、11月11日に門司港で、外国貿易船(1200トンと貿易船としては小型です。)のエンジンルーム最低部から、鉄観音茶598袋に入った覚せい剤322KGが摘発された事件は特筆できるものです。この船は中国からのもので、覚せい剤がどこで作られたのか、北朝鮮産なのかなどは報道されていません。これだけ大量の覚せい剤は99年に564KGという記録がありますが、過去3番目のものです。
日本で年間どれぐらいの覚せい剤や、大麻、MDMAなどの不正薬物が消費されているかはわかりませんが、これらの殆どは密輸入されていると考えられています。(大麻は、時々プランターで栽培しているのが摘発されていますね。)
そこで、覚せい剤の市中価格は、密輸による供給が取締強化やルート壊滅で減少すると上がりますし、逆ならば下がるというように、その時々の需要・供給の状況を正直に反映するようです。需給が逼迫すると航空旅客の運び屋を使っての緊急輸入なんてこともあるようです。
そして、今回のような100KG単位の覚せい剤をさばくためには、多額の資金と販売ルートがなければ扱えませんので、そのサプライチェーンの先には大都会の組織が関連していないと成立しないと考えられています。
門司港で摘発された事件直後の報道によれば、運び役の船員とともに、日本側の受け取りに東京から来ていた在中国と在日の者が逮捕されています。
恐らくは、供給側の中国(?)サイドと、日本の需要・売りさばきサイドをチェーンのようにつなぐ役割だったんでしょうか?
薬物の水際取締りで、価格が高騰するというのならガソリンと違って大賛成です。
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麻薬の密輸を描いた小説では「Cの福音」(宝島社文庫・楡 周平)は読ませてくれます。コンピューターネットワークを駆使したコカイン密輸システムです。
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