社内報で書いたコラムです。スタッフ3人でNYのヘアーサロンを見てきました、まあ珍道中でしたが大変勉強になりました。これからの美容業界あっち?こっち?どっち?
東京セレブはハイブランドのコートを着て高級レストランで上質なサービスを満喫してます。(車はメルセデスかポルシェ)帝国ホテル、LV、ウォルト・ディズニー、、、スタジオジブリ?と業界には一流といわれるブランドが歴史に名を残しています、原宿店のカナコは毎週ディズニーランドへ行ってますが、すっかり一流の虜ですね、そうゆう僕もラピュタを10回以上見てるプチ一流ジャンキーです。いまどきプチが付いてしまいます。
さてさて美容界はと日本を見わたしてみても、なかなかそれらに匹敵するようなヘアーサロンはないですね、20代の美容師がサロンの主役ではなく40代~50代のベテランプレイヤーが第一線で活躍する一流ヘアーサロンとはどんなサロンなのか、リチャードギアのような渋い大人の魅力のあるプレイヤーがラグジュアリーなサロンで最高のサービス、ワイン、ゴージャスなバラとエキセントリックなアートが似合う幻想的な空間、かつエロティック(これはあくまでも僕の理想です、みなさんそれぞれ想像してみてください)・超高級サロンってどんなサロン?・海外で日本人美容師は求められているか?
自分のゲストの言葉で「海外で髪切るとき困るんです、伊藤さん海外進出は?」とか「海外儲かりますよ!」などなど、ロス、カナダ、ニュージーなど海外在住の日本人からよく聞きます。青山原宿界隈でも怒涛のごとく美容室が出店したこの10年、独立しやすい業界は競争が激しくなるのも当然、デカルトが全力でダッシュするようにその中に価値を見出して切磋琢磨するのも素晴らしい事だと思います、しかし違う側面から見ると器用な日本人は海外のニーズにも応えることが出来るのではないか?自分達の価値観が求められているのでは?WHYでニーチェが現れそうな東京、NYに答えがあるのでは?
行ってきましたよNYに!結果、カルチャーがちがう、価値観、コミュニケーション、好きなテレビゲーム、NYのSUSI、OH!MY GOD!同じなのはパンツの色くらい。カットがうまい?器用なのは日本人でしょうがセレブリティー達はそれを求めてないでしょうね、一部の日本人は「東京で流行のカット」を確かに求めています、あくまで少数の日本人ですが、、、マンハッタンでは些細なことかもしれません、ビジネスとしてはかなり難しいという印象です、ようはNYのデザイナーも東京が「美味しい市場」だと思ってるみたいです。ヒントになりました?どこも大変ってことですよ!ってゆうか日本はまだまだチャンスがある、強気で言いきっちゃいます。
さて、NYの僕の求めるエロティックなサロンはといいますと、激流行ってる店はACQUAみたいに若者達が一生懸命働いている、東京と変わらない印象でした。今回のトリップで分かった事は、僕は日本人、30年間しっかり日本の文化、価値観を見てきてます。勝負するなら日本だと、僕の求めるミラクルエロサロンを日本で成功させたら世界一になっちゃうかも(台湾とNYしか行ったことないくせに)、でもチャンスがあったら海外でやってみたいかもかも。
僕の初めてのコラムいかがでした?小学校のとき国語は2でした、興味あったら詳しくはITOアトムまで、ではでは。。。
社内向けに書いたので身内にしかわからない所もあるとは思いますが、、、僕が13年間美容師をやってきてリアルに感じている美容業界の未来です。まだまだヘボヘボの僕ですがビジョンは大きくもってます、一流を目指す全国の美容師さん!頑張りましょう。