風と生きよう

レオンの野歩き、街歩き日記

リハビリ遊びだよ!

2006年07月31日 | Weblog
今日は、妹が「アイウエオ」をプリントしたタオルをどこかから手に入れて持ってきました。そして言葉のトレーニングをして「遊び」ました。「ほら、お母ちゃんの名前の字さしてみて~」。微妙な結果でしたが、ちゃんと指差そうという意欲は認められ、なんとなく安心。

夕方前に作業療法士さんがきて、リハビリをしてくださるのを見ていると、お昼からずっと寝てばっかりだった母が、ちゃんと自分でカラダを支えてベッドの上に座り、輪投げの真似事のようなトレーニングをやりました。すごい!作業療法士さんは大抵とても若い人たちなのですが、やさしく、キビキビと仕事をされ、ほんとに立派なプロです。

今日「胃ろう」の説明を受け、木曜に手術とあいなりました。(手術は5分か10分で終わるそうです)

六甲に涼を求めて「西山谷」へ

2006年07月31日 | Weblog
日曜は、事情により病院にいかなくてもいいことになったので、今しかない!と急遽山の会に連絡して六甲の熟練者コースのひとつ「西山谷」に行ってきました。

集合場所に行くと皆がニコニコ顔で迎えてくれました。わ~、懐かしいこの笑顔!たった10日休んだだけなのに、母が入院した次の日に休会届けを出し、「もう山はあきらめよう・・」と決心した後なので、もう1年も行っていない気がしていたのですが・・・。

梅雨明けの増水で水量がいつもの倍ぐらいになっているらしく、流れも急で、街中からは信じられないくらい涼しい谷の道、体感温度-5℃ぐらいに思えます。それに流れている水がとても澄んでいます。ここは30年位前に主人と二人で登った道なのですが、こんなに険しかったかな~。この日は険しい場所になれていない人もいたので、一部ザイルで安全確保。「キャー、コワイ、コワイ」などとはしゃぎながら、皆とても楽しそうでした。これで看護疲れもスッカーと吹っ飛び日本晴れです。やっぱり山の仲間はいいなあ~。

そしてお昼過ぎ、(私も母の入院がなければ行くはずだった)南アルプスへ行ったグループが全員無事下山したと連絡が入ってきました。みんな、おめでとう!

今日はみんなに元気を貰ったので、夜には締め切りの迫っていた仕事をババッとかたづけ、めでたしめでたしで一日を終えました。

                   (歩行時間:5,5H  参加者:15名)

早朝登山ー2回目

2006年07月29日 | Weblog
早朝登山2回目。今日は家から須磨浦公園まで歩き(約1時間)、全縦コースを登って旗振り山から塩屋へ下りました。きのうより大分登りがラクになっていました。今日も家に帰り着いたのは7時30分。交通費は今日もゼロです。ラッキー!

私の場合、平道を歩くのはすごく早いのに、上り坂が弱かったのですが、一月ほど前に歩き方を変えてからはるかにラクになりました。

それは:
前足を上げる→後ろ足で一旦一本立ち→後ろのかかとを押し上げて前足を軽く着地、そして前足に重心を移す、という方法です。前足にはあまり意識をおかず、後ろ足で「よっ!」と押し上げる感じです。(でも、蹴らないようにします)

これは以前山の会の登山教室で、「登りの、膝上げ一本脚立ち歩行」という名前を教えてもらったときに、「あ、そっかぁ~」と思い、その後ネットなどでも調べてみたものです。今までは、なまじ平地歩きが得意だったため(40㌔、50㌔を歩いていました)、前足に重心を移すのが早すぎたようです。そのため後ろ足で押し上げれば楽なものを、ごくろうさんなことに前足で「えい!」と踏ん張って登っていたようです。ベテランの皆さんにはごくごく分かりきったことだと思いますが、「すごいことに気がついたワ~」と感激のレオンだったのです。
(あ、でも何か間違っている所があれば教えてくださいね)

明日は病院の辺りの夏祭りで、車がとても通りにくくなるらしいので、初めて1日病院通いを休むことにしました。この不思議な開放感・・・・。
菊水山あたりまで一人でゆっくり歩いてこようかなぁ、と思います。(カキ氷もたべよっかな~)お山の友人達がしんどい時こそ山歩きをやめるな、と言ってくれるのがうれしいです。

■母の胃に穴を開けて管をつける「胃ろう」ですが、いろ(う)いろ(う)調べ(結構調べるのが好きのようです)て、人にも聞いてみて、(決め手はbhnさんの母上もされた、というコメントでしたよ。bhnさん、ありがとうございま~す)、やってもらうことにしました。来週早々始めてもらうようお願いしてきました。

ふっかーつ!

2006年07月28日 | Weblog
そして今日はすっかり立ち直っております。

昨日の夕方、しばし病院を抜け出し、車で須磨浦公園の見晴らし台まで息抜きに行きました。(六甲全山縦走の受付をするあたりです)お~!やっぱり素晴らしい海と山。 このデジカメではパノラマ写真が撮れないので、皆さんにお見せできないのが残念。へたくそショットですが、ちょっとだけ雰囲気を感じてくださいね。(右奥に見えるのは淡路島です)

 手すりの部分に○○○とか、お○○○を入れる(他のモノでもいいけどネ)ネットの穴が。

そして、病院でゆっくりするのに、kolmanのキャンプ用の折りたたみ椅子を買いました。この椅子は、氷上の庭でも使っていますが、1000円ちょっとなのにほんとにくつろげます。コップ(とか缶ビールとか)を入れるポケットも二つついていて立派!高いものがいいとは限らない「見本」みたいな製品です。

■今日の母は、反応すこぶる良しでした。るんるん。

爽やかな早朝登山!

2006年07月28日 | Weblog
昨日は凹んでいた・・・とブログに書いたため、高校の同級生から「意味深やんか~」と電話がかかってきました。

いえ、そんな大した凹みではありません。たぬきさんの「どんな時もある」の一言で解決できる程度のものでした。見舞い客なども続いたりして、朝9時頃から夜の8時ごろまで病院にいたので(何もしていないのに)疲れてしまったようです。ご心配おかけしてすんません。

さて、無事第1回(まあまあ)早朝登山を達成!ありがたい旗振り山のおかげで、自宅から歩いて登山ができます。

ここから登り口へ あ、電車が・・

久しぶりなので、塩屋上り口の急な階段を上がると心臓がバクバクしました。げーっ!つい最近までここ13キロのザックかついで軽く登ってたのに。汗もたらたら。早朝登山の人たちがドンドン上がってこられます。もう下ってくる人も。今日は旗振り茶屋を過ぎてから、お気に入りの山腹の道を往復してまた旗振り茶屋経由で塩屋に戻ります。早朝の山腹道はほんとに気持ちがいい~!!カラダもココロもすっかりきれいになって(ホンマぁ?)下山。家に帰りついたのは7時30分でした。



■でもこの日、母はあまり元気がなく、「喉の嚥下が全く出来ていないので、胃に直接穴を開けて管から栄養を取る”Eなんとか”をつけてはどうか」と言われ、「え?胃に?穴!」とガックリ。でも、後でネットで一緒懸命調べた結果、結局それがいいような気になりつつあるレオンです。




早朝登山

2006年07月27日 | Weblog
今日は「早朝登山」に成功しました!(”超”はダメでしたが)。
気持ちいい~!これは良い方法です。

でもその後色々あって、凹んで疲れたので今日はもう寝ます。明日アップします。おやすみなさ~い。

あぢィ~!!

2006年07月26日 | Weblog
今日の暑さはこたえました~。皆さん、大丈夫でしたか?

今朝から「旗振り山”超”早朝登山」を!と目覚ましをかけたのに、早すぎてみごと失敗。

かわりに病院に行く前に、水のきれいな西代の「県立文化体育館」のプールに行ってきました。このプールには娘がおなかの中にいる頃からお世話になっています。昔はお風呂もついていて、泳いだ後は極楽でした。

平泳ぎはおなかにインパクトが大きすぎるので、クロールと背泳を本を見て覚えました。背泳はよく浮いて面白かったですよ。水面からひょっこりひょうたん島のごとくポカッと浮かぶおナカ・・・。クラスではなく一人で勝手に行っていたので、近くを泳いでいる人によく「がんばってくださいね~」と声をかけられました。そういえば忘れていましたが、旗振り山もよく歩いていました。やっぱり「お、がんばってくださいね!」と。

今日から、病院のすぐ近くに住んでおられる山の会のKさんの駐車場を使わせていただけることになったので大助かりです。(Kさん、ありがとうございます)でも、何しろこの暑さ!停めていた車に乗る前には「無料サウナ、無料サウナ・・」と唱えないと心の準備が・・・。

トップはひんやりした食卓の上でくつろぐクリ(うちの家は海沿いの高台なので風が吹き抜けて、夏でも涼しいのです)。さすがネコ、居心地のいい場所を良く知っています。


■今日の母はもうひとつでした。ずっとつらそうな表情をしているのでこちらも・・。

皆さん、ありがとうございます!

2006年07月26日 | Weblog
母の入院のことを書いて以来、コメントやメールで本当にたくさんの方からはげましていただきました。パソコン仕事をしていながら、「まぁったく、いらんもんを発明してくれるから字はへたになるし、時間ばっかりかかるし・・」とかなんとか文句ばっかり言っていたのが恥ずかしいぐらいです。

これからはせめて病院の中に面白いネタがないか、母の看病のヒマに「取材」してみます。何しろめったに行くことがないので、病院自体がめずらしいレオンです。


■母は(大部屋が空いていないので)二人部屋に移り、昨日からさっそくリハビリをしてもらっています。午前中は「言葉」のリハビリだったそうです。(それ見てみたい・・・)

午後には「カラダ」の方のリハビリのお兄さん(センセイでもないみたいだし、なんて呼ぶのかな、この人?)が来られて、「はい、○○さ~ん、左足を上げて~。そうそう、それ10回やりましょね~」と言われると、母は、少し支えてもらいながらも、ちゃんと自分で足を天井の方に上げて下ろしてをやっていました。えー?そんなん家でもやってなかったでしょう!

それから横に曲げたり、グルグル関節をまわしたり・・・プロは大したものです。動かなかったはずの右足は、「わずかに蹴り返してますね~、まだまだ弱いけど・・」。えっ、右も動くの?

思いつめたら根性の母、きっとやりそうです。声もほんの少し大きくなってきました。(何を言っているかはまださっぱり分かりませんが)リハビリの後は目も何「ミリ」か大きく開いていました。やはり元気な人も、病人サンも、カラダを動かすことが大事なんですね。

オーストラリアーその5 「絞め殺しのイチジク」

2006年07月24日 | Weblog
山ネタがないので、オーストラリアレポートの続きを。

ゴールド・コーストでホテルまでピックアップにきてくれる現地の人達のツアーに参加しました。行き先は「世界遺産・ラミントン国立公園」です。

 短パンのこてこておじちゃん

スッカー!と晴れた青空の下、どでかい山岳公園がどこまでもバーンと広がっています。裾野のあたりの熱帯雨林を少しウォーキングできました。20人乗りぐらいのマイクロバスで、短パン、ポロシャツの元気な運転手のおじちゃんがサービス満点のワンマンショーで案内してくれました。こてこてのオーストラリア弁で、ほとんど分からないのに、全部分かりました。つまり、先日のプログ「人生いろいろ~♪」の時の「全然美味しくなかったのに、とっても美味しかった冷麺」と同じで、人は心意気です。

 "M"好みの人向き?

この公園はもちろん、国中にあるのが「絞め殺しのイチジク」。イチジク科の寄生植物だそうで、大きな木の上の方に鳥が運んだタネなどから生えてきて、だんだん下の方へ伸びながら、その木に覆いかぶさり侵略していきます。ひどい場合はもとの木はすっかり中に閉じ込められて外からは見えなくなってしまいます。ホンマに恐い木です。この説明はメルボルンからきていた教養のありそうな一家のお父さんが、私でもわかる英語で説明してくれたのでやっと分かりました。

■ところで母は今日ERを出て普通の病室に入りました。大部屋の空きがないので二人部屋ですが、もう一人は空きなので事実上の個室、なんでもできまっせ~!顔色も良いし、反応も昨日よりさらによくなっています。




海水浴場ひっそり・・・

2006年07月23日 | Weblog
しばし病院から抜け出して、すぐ近くの須磨の海水浴場まで歩いてみました。

日曜なので駐車場はいちおう満杯です。ビーチはどうでしょう?ひっそりとした海の家。せっかく「カム・オン!パラダイス」と書いてもお客さんはちらほら・・・。

どうも隣の「水族館」の方に流れています。水族館は大入りのようで、何か(イルカかアシカか)のショーでもやっているのか、中から賑やかな音楽が聞こえていました。ここも娘が小さい頃何度も来たところです。

今日の母は、昨日より大分しっかりしています。「私の指を握ってみて」と言うと、動く方の手ででしっかり握れました。「指を動かしてみて」というと1,2,3・・・とまるで数えるように順番に動かせました。ひょっとしたらひょっとするかも・・・・・。