![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/4b/d97ec2da1096b190c7b80ea6796f17e1.jpg)
「わたし、時々『成功体験』ってどんなことなんだろうって考えるんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/9f/4f404256df42328fd798a7d12a08c57d.jpg?1650986908)
「そう 思える様になった私 すごい。
友達が出来たとか
例えば何かで入賞したとか …
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/9e/ceebf123e9392b1fdb7217fa42adea6f.jpg?1650985144)
少なくとも
先生に褒められたとか、
リーダーシップがとれたとか…
そういうことが人生を後押ししてくれるものなんだって今まで思っていました。
だけど、最近思うんです。
そういう体験が本当に『成功体験』かな?って。
苦しくて、上手くいかない時があって、
でもそのしんどい時をなんとか自分なりに乗り越えた時や、
『それでも自分は頑張った こんな状態だったけど自分の精一杯で頑張ったんだ』
そう自分を褒めれた時、それが成功体験じゃないかなって…
そう思うようになったんです。」
区役所でいつも話を聞いてくれる子育て相談員さんのNさんは、いつも私の話を優しい眼差しで聞いて下さいます。
透明のアクリルのついたての向こうでNさんは深く頷いてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/9e/ceebf123e9392b1fdb7217fa42adea6f.jpg?1650985144)
少なくとも
オトに必要な『成功体験』はきっと
小さな困難にぶつかった時
それを自分なりに受け止め、
『自分は頑張った』と自分を褒めることなんだと思います。
私の父が以前ポロッと私に言いました。
「あの絵が入賞しなければオトは不登校にはならなかったかもしれない」と。
あの時は父がまたトンチンカンな事を言っていると思いました。
中1の夏休みの課題に絵の課題がありました。
オトはなかなか描き出せなかったんです。
自分の力量を見誤っているように私は感じて何度も早く取りかかるように声掛けをしました。
具体的に何をどう描けばいいかを考えることを苦手としていたので
いくつか提案をしたのを覚えています。
描きだすと、驚く程にすらすらと描いていました。
ただ、細かい部分はどう表現したらいいか等、また途中から手が止まります。
私はいつの間にか、『提案』から『指示』に変わる自分の発言に戸惑いながらも
『はやく 課題を終わらせないと夏休みが終わってしまう』と口出しに拍車がかかりました。
それでも、オトはオトなりに、風景の写真から色んな色を見つけ表現する力がついていて私の口出しを上回る出来栄えでした。
私は 『オトが頑張った作品だ』と思いました。
その絵が2箇所で入賞し、不登校中に2回も賞状をいただいたわけです。
この絵が入賞することと、不登校は本当は全く関係ないことですが、
おそらく父が言いたかった事は
『頑張りすぎた』ということと
『自分の実力以上のものが独り歩きしてしまった時の次がしんどい』ということだと思いました。
オトが自分で乗り越えるべき課題に口出ししすぎると、
簡単に乗り越えているように見えていても
実際は乗り越えられていないのかもしれません。
その違和感の連続が自己肯定感の低さに繋がるような気がします。
今、親の力では乗り切れない不登校の壁があります。
これは親の私にとって
チャンスだったのかもしれません。
子どもは
自分は頑張ったと思える小さな挫折の繰り返しの中で
自己理解と自己肯定を繰り返し
自分にとっての生きる意味を
見つけるのかもしれないからです。
私はそう思って
今もオトを待っています。
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「そう 思える様になった私 すごい。
えらい。そう、自分で思うようにしてるんです。」
Nさんにそう話をしました。
「お母さんも『成功体験』してますよね」
またNさんが優しい目をキラキラさせてそう言ってくれました。
おはようございます
すごく感動する話ありがとうございました。競争に勝つ事が成功体験でないん
ですよね。。自分を認め、他を認める
自分を守り、他を守る。。。素敵ですね。
ほんとですね。ネイロさんの言われる通りだと思います。
頑張った自分を自分で褒める…その時が成功体験なのかもですね。ついつい他人の目を気にしてしまい、自分に満足できていないなぁと思います。
お父様は感じていたのですね。
ネイロさんの気づきには驚きます。本当に そう気づけたことは ネイロさんの成功体験ですね。
ついつい 目に見える成果を求めてしまうけど、本当は 自分の力を信じて頑張り、どんな結果でも 自分が納得すれば良いのよね。これは うちの三男に受験もそうだわ。
いつも ネイロさんのブログには学びがあるわ。ありがとう。
成功体験って、どんな些細な事でいいんですよ。
例えば、朝1分早く起きれたとか、朝太陽浴びれたとか、料理が美味しく作れたとか。
ハードルは下げて下げて1ミリにしてみたら、毎日成功体験ばかりになります。そんなので?と思われそうですが、これでいいようです。
失敗したとしても、それを経験できたことが成功です^_^
もし失敗したと思った時は、そんな自分もなんて可愛いの💕と、思いっきり褒めてあげてください。
全部受け売りなんですけどね💦
私もまだまだ修行中の身なので、よかったら一緒に自己肯定感上げでいきませんか?
まずは自分。自分が変われば周りが変わる。という言葉を信じて過ごしてます😊
こんにちは😊
お疲れ様です!
成功体験かぁ~?
気にして生きて来なかったわ😅
私にとっての成功体験は何かしら?🤔
わからないわ…(笑)
ただ、毎日が無事に過ごせるだけで
それで(笑)
娘達の宿題も 教えたり、手伝った記憶もないのよ😅勝手にどうぞ~て感じだったもの。
ネイロさんは一生懸命に生きてるな~て
うまく表現できないけど、
素敵なきづきをされて 今を築いてきたのだな~って。
私もオトちゃんを信じてますよ!
息子もそうかもしれません。
私は、息子の成功体験=私にとっても成功体験になっていた気がします。
息子が心から満足しているのか、頑張ったと思っているのかが大事なのに、これは成功体験と決めているのは私。
ネイロさんの気づきに私も気付かされました。これも、私の成功体験になるかな?
褒めていただきありがとうございます。
あくまで私とオトの関係ではこういう答えがでました。。。
オトのことをずっと見守る中で気づいたことでした。
これからも、人生の浮き沈みにもまれる中で
色んなことを柔軟に乗り越えて行ってほしいです。
「ママ、私、頑張ったと思うねん」
そう言ってしんどかった外出を頑張った去年の冬。
オトはあれからよく
「私、うまくいかなったけれど頑張ったと思う。」
と時々自分で自分を労います。
オトは本当にわたしなんかよりも実はしっかりものなんだと思わせてくれます。
子育ては親育てといいますが、
オトをみつめることで、私が成長させてもらっています😊
オトは小さな挫折を大きく捉え動けなくなった時、時間はかかりますが自分の力で気力を取り戻してきてくれるんです。
私はその事実を信頼していくことで
少しずつオトの成長を見守ることができています。
こんなしんどい毎日の中の変化に
成長があるなんて思いもしませんでした。
時々、深い話になった時、また将来について話す時には必ずそのことをオトに伝えています。
「オトは自分でよく考えてくれているから、ママは大丈夫って思えるねん。
しんどいことも、自分なりに乗り越えていることがちゃんと見えているから。」
そんなふうに声をかけています。
進路をコントロールしたりすることは避けて
オトが進もうとした時はそれに全力で賛成する気持ちでいようと思っています。
父は、とっても繊細なんだと思います。
だから、ふと『自分だったら』を考えることができたんだと思います。
かなり偏りがあり、偏見があり…
困った人ですが、根本は優しい人なんだと思います。
モラハラですが(^-^;💦
今の私の気づきであり、将来はまた違う考えをもつかもしれません(笑)
ただ、Nさんがキラキラした目で私を受け入れ話を聞いてくれることが有難かったです。
傾聴ってこういうことなんだと思いました。
心療内科やカウンセリングといきましたが、
私が1番こまめに通うところはNさんの場所です。
三男さん 今日帰ってくるんですよね。
きっと沢山頑張ってきたと思うので、
家でゆっくりしてくれると嬉しいですね。
明日ですね(^-^;💦