結論から言うと、エチゾラム(デパス)からの脱出はできた。いや、できていた。
まさかのことだが、クリニックで診断されたのが、2ヶ月間、元気がないのであれば、まずは比較的害の少ないとされる抗うつ剤を服薬してみましょう。
ということで、実は先立って5月に断薬していたレクサプロを処方された。このお薬は、セロトニンを多くする働きのある薬とのことであったが、6月初にエチゾラムを断薬し、6月末に離脱症状なのか、とにかくいてもたってもいられなくなって、救急外来のお世話になった。
そういう時期的な因果関係を紐解こうとしても、解は妙なところにあった。
少なくとも昨日、レクサプロを16時に服用して、23時ごろには、減衰していた四感を取り戻したのだ。
目まぐるしく改善される感覚。
突如、耳に聞こえていたノイズが止み、音が鮮明に聴こえるようになった。
肌の突っ張りもなくなり、ロードバイクで痛めたであろう右腕に痺れが出てきた。
そして、いきなり多幸感に包まれ、安心と安全を得たのだと実感が湧いてきた。
まだ因果関係ははっきりしていない。
少なくともエチゾラムの離脱症状は消え去った。が、あまりにも多くの経験をしたので、それらを忘れないうちに記すことにする。