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ヒトリゴト

ヒミツのヒトリゴト。まったり読んでください。

階段落ち

2009-01-28 10:21:43 | インポート
おやぢ法事で酔っぱらう。
自分の体力を考えられないらしい。
54才の飲み方ではない !!
べろんべろんで真っ直ぐ歩けなくて
もちろん記憶はなくてロレツも
まわらなくて、もーわやくちゃ。
わははわははの赤鬼どんで帰ってきて
2階に上がっていったと思ったら、
だだだだだどしーーーーん !! と
大音響が家中にひびいた。
見にいく気もしない。
うーうーうーという呻き声が聞こえて
「どうしたのっ」とゆむたの声。

ゆ「病院行ったほうがいいんぢゃない」
私「ほっとけっ」
ゆ「でも…すごいタンコブだよ」
私「タンコブできてたら死なんわっ」
ゆ「でも…打ち所が悪かったりとか」
私「のぞむところぢゃっっっ !! 」

ゆむただけが心配そうに
おやぢをベッドへ連れていって
アイスノンを頭にあててやる。
本人、大いびきで爆睡。
「おやぢ大丈夫かな」
「いいからほっとけって」
「結婚式前に急死とかしたらどうすんの」
「あったりまえぢゃん、葬儀はしません。
だまって結婚式は予定通りやります」
「みんなが住職は ? て聞くよ」
「ちょっと入院しましてーあははははと
言っときゃいいんだよっ」
「ふーん」

数時間後、ふらふら起きてきたおやぢ、
やっぱりカケラも記憶なし。
「わし後ろ頭にタンコブがある」
「はいはい」
「なんか全身あちこち痛い」
「ほほー」
「ちょっとアタマ見て見て」
「いやです」

ゆむた飛んでくる。
「おやぢ寝てなさい」
「うー、アタマいてー」
「階段からどーんと落ちたんだよ」
「うそー」
「ゆむたがアイスノン当ててあげたら
うれしそうだったよ」
「うそー」
「もー、おやぢ、いま死んでも
葬式もしてもらえないんだよ、
少しおとなしく寝てなさいっ」
「うーうーうー」

目が高速回転するくらい忙しいときに
よけいな用事を増やすんぢゃないよっ !!
ちなみに一日たつとピンピンしておられます。

コメント
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