郷土資料レファレンスブック

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早瀬の渡し

2006-07-31 | 高島平
   早瀬の渡し  新河岸3-8

戸田の渡しよりも古く、平安時代末にはすでにあったといわれる。

 源頼朝が下総の国府を出発して、荒川を渡って武蔵国府に向かった当時の渡船地点も、この早瀬であったと思われる。その当時より「かまくら道」として重要な渡しであった。

 全長は38間(約68m)であった。

 大正の始め頃の渡し賃は、1人1銭で、自転車の人は2銭であった。

 新河岸川が完成した昭和5、6年ごろにはその機能を完全に果たし終えた。



○いたばしの河川 (文化財シリーズ52) 昭和61年 p22
 板橋の史跡を訪ねる p137
 まち博ガイドブック(文化財シリーズ76)p49
 いたばし郷土史事典 改訂版(平成12年)p136
 いたばしの文化財 第2集 p10
 わが街・いまむかし(s57) p59
 いたばしの古道(文化財シリーズ45)p144(鎌倉街道)
 成増・赤塚 わがまち発見12  p113
 舟渡地誌 板橋区立舟渡小学校編  p107
 板橋区の旧荒川の河岸を訪ねる p23
 鎌倉街道 東京編 風土と歴史を歩く 阿部正道  p34、80