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清水稲荷神社  宮本町54

2006-08-07 | 宮本町
   
 創立年代は不詳。

 遊歴雑記に「老親飲めば美酒、その子飲む時は清水なり、彼地を呼んで酒泉澗といい、後に清水村とあらためけるとなむ」とあり、古来より清水村の鎮守であったことは間違いない。

 昔は出井の泉(現在の清水児童公園のところ)のそばにあったが、後に現在の地に移転された。

 祭神は豊受姫命(明治までは保食命であったけど・・・)。

 境内に樹齢500年の「大銀杏」がある。大正の頃までは、藁でつくった籠をこの木に巻きつけて雨乞いを行っていたそうです。

 本殿の左奥には大山不動明王の石碑がある。

 本堂の前には二基の庚申塔がある。


 他に、農具を展示した清水資料館や地元町会・自治会の神輿の蔵がある。

 毎年7月の第2日曜日を含む土日に、地元稲荷神社商店街において、朝顔市、ほうずき市が行われる。



 この神社を調べるための資料

 狛犬(文化財シリーズ28)    p9、35、39、54、68、128
○いたばしの神社(文化財シリーズ36) p75
 庚申塔(文化財シリーズ78)p35
 石仏(文化財シリーズ79)p30
 いたばしの神社(文化財シリーズ36)p75
 いたばし郷土史事典 改訂版(平成12年)p68、175
 板橋の史跡を訪ねる p73
 まち博ガイドブック(文化財シリーズ70)p33、35
 金石文(文化財シリーズ46) p41、70、73、118
 いたばしの地名(文化財シリーズ81)p124、125
 いたばしの文化財 第2集 p16
 いたばしの文化財 第4集 p18
 いたばしの古道(文化財シリーズ45)p130(富士大山道)
 江戸・東京歴史の散歩道4 (江戸・東京文庫④) p122



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