瓦山瓦版

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🟢月の異名・四月🟢2005.9.6発行

2024-04-10 23:48:00 | 日記
  18年前
 仙台藩作法で学び
まとめのテーマに選んだ
  月の異名
 自分でも 名付けてみては・・の
  泰宗様のアドバイスで
 自流異名・我流俳句を・・

 自流 四月の異名

  薔薇月
   そうびづき

 若い頃 薔薇は
  気位が高く 高慢な印象で
好きな花のなかに
   入れなかった

 何時からか 
  棘の存在が
気にかかり始めた
 あの棘を持たなければ
  生きてゆけぬ薔薇の内を
 覗き見た思ひで
   今は愛おしく思ふ
    花である

 我流俳句

 幼な子と
  刀自を映すや
    石鹸玉〈しゃぼんだま〉

 年老いた母は 庭先で
孫としゃぼん玉を吹く
  どんな会話をしているのか
 ふたりはコロコロ笑ふ

  そんなふたりを
虹色の大きなしゃぼん玉は
 艶やかな表面に映す
  ゆるく回るしゃぼん玉は 
ふたりを映したまま
 風にのって 高く 遠く
  飛んで行った・・・
 
  母は黄泉の国へ
旅立って
 孫娘は21歳の息子の
母となった・・・
 
 あの 
ふたりを映した しゃぼん玉は 
  何処を飛んでいるのでしょう
   もしかしたら
 黄泉の国を
   ふわりふわりふわり かも

🟢鰊・ニシンの三枚下ろし🟢2024.3.21

2024-04-07 11:24:00 | 日記
 恒例の春の行事
鰊との 楽しい格闘‼️
  近所の友達が
春になると 北海道から
 ぴちぴち新鮮な鰊を
取り寄せます
  捌くのは 苦手な彼女から
 今年は8匹の三枚下ろしを
  頼まれました🐟

 硬い鱗は ピキピキと飛び散り
台所のタイルやステンレス
  私のオデコにまで貼り付く

 頭を下ろして
  内臓を取り出します 
 数の子や白子が
入っているので 丁寧に・・
 よく洗い三枚に下ろしたら
 もう洗いません


 漬けたり 干したり
お好みで どうぞ
 捌いてくれて
thank you と 半分
 頂戴しました❤️

  次の朝
   台所に朝日が差し込み
 あちこちに昨晩の仕事の
   名残り
  乾いた 鰊の鱗は
   日を浴びて乱反射・・

 オデコは 大丈夫かな

  大谷翔平氏の愛犬
 デコピン‼️
  子供の頃 オイタをすると
 デコピンだぞッ‼️と 
  父は右手の中指を
親指の内側に当てて 丸を作り
  弾く仕草をしました
 その中指で ピンッ と
 オデコを弾くのでした💦

 愛犬の名前を聞いて
  忘れていた 昔の
 父からの 叱り を
思い出しました 
  デコピンは スキンシップの
 類で 愛情表現の域を
   出ません❤️
  懐かしい風景

瓦山瓦版🟢No.70🟢2017.7.1版

2024-04-07 10:43:00 | 日記
 いろはにほへと
  ちりぬるを・・・七五調で
   リズミカルに
 四七文字から成り立つ
  「いろは歌」は
 日本語の表音文字 総てを
一文字ずつ含んでいるだけで無く 
 見事に一貫した文脈を
  形成している

 超人的頭脳の持ち主で無ければ
  神業の様な創作は
 不可能な ことから
  弘法大師・空海によるものとの
説が有力とか・・・

 色は匂へど散りぬるを
  「諸業無常〉
 我が世 誰そ 常ならむ
  〈是正滅法〉
 有為の奥山 今日超えて
  〈生滅滅己〉
 浅き夢見し 酔いひもせず
  〈寂滅為楽〉
と教えているといふ

 そして 平家物語の
祇園精舎の鐘の声
  諸業無常の響きあり・・
 に繋がってゆくのです

 いろは歌 
  は深い深いのですね


  Hさんが 美味しい
手作りの品を
  御持参下さいました
 早速 recipeを
     教えて〜っ‼️
 皆様方老化防止と
  ヤル気を立て直し
 むむむっ
   作ってみようかな・・
  刺激を有難う‼️

🟢烏賊の塩辛🟢2024.3.20

2024-04-03 00:10:00 | 日記
 やっと 立派な烏賊🦑
   get ‼️
  お腹に大きな腑を抱えた
   肉厚な烏賊🦑

 洗って 
  腑を取り出して 振り塩
   耳と身に分け 皮を剥く
 耳も身も 切り方に
  秘訣有り
   切り終わったら 
 振り塩をして一晩おいて
  脱水‼️
   水分を取って
 腑と和えます

    さあ
  お酒の肴に 
   お酒のアテに
 あったかご飯🍚にのせて
  召し上がれ・・・

瓦山瓦版🟢No.69🟢2017.6.1版

2024-04-02 12:35:00 | 日記
 六月 水無月
昔から 芸ごとの世界では
  稽古始めを
 六歳の六月六日にすると
上手になれる  と
    言われています

 指折り数える時 
  六は
 ちょうど小指が立つので
〝子が立つ〝 のは
縁起がいいから  とか

 また 世阿弥が記した
  能の指南書
 風姿花伝

 七歳〈満六歳〉の項に
「芸を始めるのは この歳がいい」
  とあります
 ただし
「その者 自然とし出すことに
  得たる風体あるべし
   よき 悪しきとは
  教ふべからず
   あまりに諌れば 
 童は気を失ひて
       〈ヤル気を失いて〉
    やがて止まるなり」
 とある
 
 早くしなさい‼️
  こうしなさい‼️

 こんな世の中故
  ゆっくり待ちましょう