はあ、2時間43分ですか・・・
一応全部(他のことやりながら)聞きましたけど、伝わってきたのは、枝野君「そもそも」大好きなんだね、ということだけです。先の党首討論における6分の「質問というか演説」もヒドいもんでしたが、まあ、その、「そんなことより被災者を助けて!」ですわ。
「そもそも」、可決の可能性はもちろん、与党議員一部造反の可能性すら無い内閣不信任案提出自体、パフォーマンス以外の何物でもなく時間の無駄遣い。そして(ところどころ小難しくマトモなことを織り交ぜつつも)今まで散々言ってきたことの繰り返し。もしやアナタ、そんなこと(記録的な長さ)で注目されようとしてるんじゃないでしょうね、という感じです。
何かね、こうして批判すること自体、彼の思惑にのせられてるみたいで不愉快だし、枝野君の事はもう良いでしょう。マクラです、マクラ。
ということで、ここから本題。
先日学校から、三女がこんなモノを頂いてきました。
こちら「保護者用」。
大人みんなが子どもの命のサポーター
かけがえのない命を大切に、その命を守るためにできること
知る*誰でも心が苦しいときがある
*子どもの命の危機を乗り越えるために、大人にできることがある
*思春期は心の病気に要注意
防ぐ*「普段の会話」をたくさんする
*いろいろな人に相談しよう
*子供が抱える「つらさ」に寄り添う
ごもっともです。
そして、こちらが「高校生用」。
それでも、悲しいこと、つらいことがたくさん重なると・・・
どうしていいかわからなくなって、消えちゃいたいと思うこともあるよね。
どうしても苦しい気持ちから抜け出すことができないときがあります。それは、
心が弱いわけでも、なまけているわけでもありません。
心もかぜをひくことがあります。
そんな時は、遠慮せずに相談しようね。
苦しんでいる友人のためにできることがあります。
気づいて 寄り添い 受け止めて
どうしていいかわからないときには・・・
信頼できる大人につなげよう
ホント、ご尤もです。
「いじめによる自殺」報道は、そのほとんどが学校を責め立てて終わりです。でもね、失われた命はそれぞれ別のもので、その在りようも別のもので。そこに触れずに、安心して叩けるところを叩いているだけでは、次を防ぐことはできないと思います。
この「生徒用」リーフレット、信頼できる大人として(小さい字ですが)、
親・先生・スクールカウンセラー・塾の先生・近所の人・・・etc
を挙げてます。
やっぱり、1番は親です。親でなければなりません。
こんな記事がありました。
決め手は親のコミュニケーション能力ですよね。親自身が社会的ないじめられっ子だったら到底対処はできない。お母さんが何かしてくれる雰囲気を出していないと、子どもは絶望するでしょう。家の中のコミュニケーションは最強のセーフティーネットです。
ぼくの場合、中学2年のゴールデンウイーク明けからいじめが始まり、1学期からずっと死にたいと思っていました。夏休みが終わって9月に学校に行くのがいやでいやで、いじめがひどかった10月から11月にかけて、一番行きたくなかった。矛盾していますが、気づいてくれと願いながら、その一方では何事もなかったかのように普通の中2を演じていました。恥を悟られないように、家では平静を装って暮らしていたのです。
一番死にたいと思った時、うちの母親があまりにぼくの様子がおかしいので、「言いなさい」と言葉をかけてきて、ぼく、泣けてきちゃって……。「本当に恥ずかしいけれども、こんな大きな体して、いじめに遭ってるんだよ」と初めて口に出しました。弟のいないところで母親に言いましたが、弟が察してばれて、びっくりしていました。父親は母親から報告を受けてものすごく怒っていた。学校への対応は母親に一任していました。母親は英語塾の教師をしていてちょっと変わった人間だったので、いじめの加害者の家に行って来たんじゃないかと推察しています。いじめに遭っていることを「(担任の)先生には言った」と話してくれました。母親がどのように動いたのか、今もうちではこの話はしないのでわかりませんが、保護者会で話をしてくれたんじゃないかと思います。1カ月くらい、ぼくに対してはいじめがなくなり、静かな日々になりました。3学期にぶり返しましたが、いじめが収まった日々がなければ死んでいたかもしれません。学校との交渉を期待できる親だったらいいが、何もしてくれない、言ってもどうしようもなさそうな親だったら、何も言わずに死を選ぶ子どもがいてもおかしくないでしょう。
*ソーシャルアクションラボ:芥川賞作家・諏訪哲史が語る① 壮絶いじめ体験
→https://socialaction.mainichi.jp/cards/1/47
本当は「母親がどのように動いたのか」を言ってほしいんだけれども・・・
いじめ自体は無くならない。大人の世界にもある。大切なのは、それを「死に至る病」にしないこと、絶望させないことです。
この例のように「いじめがあった、それでも、どうにか収めることができた」という話がもっと沢山語られるようになればなあと思います。何しろ、ほとんどの場合は、どうにかこうにか死なずに済んでいるんですから。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
毎日新聞には何の義理も無いんだけど
social action lab|こどもをまもる・いじめ編
social action lab|コンセプト動画
*毎日新聞デジタル:ソーシャルアクションラボ
→https://socialaction.mainichi.jp/
色々、興味深い数字があります。
*文部科学省:「子供に伝えたい自殺予防(学校における自殺予防教育導入の手引)」及び「子供の自殺等の実態分析」について
→http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/063_5/gaiyou/1351873.htm
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