ライブ・アット・ザ・モントルー・ジャズ・フェスティバル（アフリカン・ジャズ・パイオニアーズ）

　社会人になる前は、元野球部でもないくせに、春と夏休みはほとんど高校野球を見てたんですが、社会人になってこんなに高校野球を見ることが出来るとは思いませんでした。ほとんど全試合見ていたような気がする。それも、これも、怪我のおかげなんですがね。

　今年の夏の甲子園は、例年と比較して、大阪桐蔭に辻内、平田という怪物高校生がいたせいか、かなり盛り上がったと思います。また、１，２年生にも今後が期待できる選手（大阪桐蔭の中田、駒大苫小牧の田中と本間、京都外大西の本田と北岡、東北の成田等々）がいたんで、次の大会も楽しみですな。

　で、いよいよ、決勝戦。どちらも私の地元ではないので、双方応援したいのですが、夏連覇をみてみたいし、大記録に相応しい好チームなので、心情的には駒大苫小牧かな。でも、京都外大西の三原監督に有終の美を飾らせてあげたいんだよなぁ。

　今日の１枚はアフリカン・ジャズ・パイオニアーズ（長いので以下ＡＪＰと略します）、１９９１年７月のライブ盤。ＡＪＰは、１９８２年にエドムンド・ンテーミ・ピリーソ（テナーサックス）を中心に南アで結成されたグループ。もっとも、メンバーは５０年代から活躍していたそうです。

　南アというと、以前はアパルトヘイト政策を採っていたんですが、その面影がある暗いタイトルが並んでいます。解説によると①、④は黒人（有色人種）居住区の地名（別名）だそうです。

　だから、暗いジャズかと思いきや、実際は底抜けに明るいジャズ、ビック・バンド・ジャズです。肩肘張らず、楽しく聴けます。南アではジャズは、ダンス・ミュージックでもあったそうで、確かに②や⑤なんかで踊ったら楽しそうだ。③、⑤みたいにかなりアフリカ的な曲もある。④はピアノ、⑦はホーン陣が格好良い。ちなみに③、⑥はボーカル曲。捨て曲なしの大盛り上がり、真夏にぴったりの音楽です。

ライブ・アット・ザ・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル
アフリカン・ジャズ・パイオニアーズ

曲名リスト
1. ダーク・シティ
2. ウッドペッカー
3. アマガマ・アフェリレ(アマクワァエ)
4. コフィフィ
5. フレアマーケット
6. ベイビイ・ンツォアレ
7. スコオキアン
8. ヘレファイアー

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　評価
★★★★☆（いやぁ、良いですよ、これ。お奨めなんだけど…↓）
　入手度
★★★★☆（日本盤は廃盤。もしかしたら、かなり入手は難しいかもしれない。良いアルバムなんだけどねぇ。）

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