さて、昨日の記事で自身の愚にもつかない迷走を上げたが、よくよく考えたら今回はキャリアの料金値下げに合わせ、MVNO(格安SIM)も値下げしていて、選択肢が増えている。
読者の中にも、キャリアにするのか格安SIMにするのか、どうしたらいいのか・・・と迷われている方も多いかと。
そこで、改めて代表的なMVNO各社の新プランを中心に整理してみたい。いささかでも迷われている方の参考になればと・・・
まず、キャリア四社の料金プランだが、はしょって書けば、楽天モバイル以外の三社はいずれもデータ量は月20GBを設定していて、料金も横並びに近い。
楽天モバイルは、月20GB以上は他社の20GBと並ぶが、それ以上使っても変わらない。さらに従量によって、段階的な料金設定になっていて、個人的にはお得感が強いと思う。、ただ、自前のエリアがまだ狭いのと、使える端末が限られている点は弱点である。
では、MVNOの代表的な各社の料金はどうだろう。すでに小生も契約しているが、日本通信およびHISモバイルのプランは、20GBに無料通話が70分ついて1980円(税抜)だ。
そしてこれに対して代表的な4社を紹介しよう。今回はすべて通話機能付で比較してみる。まずはiijmioからだ、新料金はこちらのとおりだ。
iijmioのプランの安さが結構感じられるかと・・・さらにiijは6月から5Gにも対応するという。これはメリットだ。
続いてイオンモバイルだが、こちらはキザミの多さが特徴で、0.5GBから始まり、1GB~10GBまで1GBキザミで設定されている。ただ各社値下げの中で、ちょっと競争力が落ちたかも・・・
MVNOでは大手のOCNも遅ればせながら新料金を打ち出した。キザミが違うが1GB770円というのはなかなか勝負に来ている。
また4月からは、通話でプリフィックスを使わずに割引が効くようになるというのもポイントか。
最後にnuroモバイルだ。プランは3種類とシンプルで、注目点はなんといっても安いことだろう。さらに3月29日までの予約で、事務手数料がキャッシュバックされるキャンペーンも美味しい。
会社によって、キザミが違うのでまったく同じとは行かないが、比較したのがこちらの表だ。あえて税込み表示にしている。
さて、これらの情報から勝手にそれぞれの会社をお勧めする人を整理してみよう。まず、データをたくさん使う人、5Gもほしい人はキャリアから選ぶべし。
ただし、キャリアの新プランはそれぞれ端末を選ぶ可能性があるので注意が必要だ。またよく使うエリアが楽天モバイルの自前エリアならば楽天がお勧めだ。
だが、一方で小生のように複数端末を使っていても、合計で5GB行くかどうかなら話は変わる。もちろん一台で少ししか使わない人も同様だ。
キザミが合うかどうかで、iijmioもしくはnuroをお勧めしたい。特にnuroの安さは特筆もので、4GBでOKな人でもこちらの5GBにした方が安かったりする。
ただ、iijには5G対応のメリットがある。一方でnuroは3キャリアのどれでも選べて均一料金というのも嬉しいところ。
さらにいえば、nuroは音声付きとデータ通信(SMS付)が同じ金額なので、普段は通話はいらないが、いざというときにあっても・・・という人にもお勧めだ。
ということで、小生LINEモバイルを辞め、nuroの新プランに切り替えることにした。わずかに価格は高くなるが、2GB→3GBになり、いざという時の通話機能も付くので・・・
直前まで楽天モバイルの追加回線も考えたが、追加回線は1GB未満でも無料にはならず、980円スタートなのと、端末によって適合しないものがあるからだ。
そう、今後もどうせ(苦笑)メイン回線とサブ回線の入れ替えは行うだろうし、その時の選択肢が広い方がいいかと・・・
最後にMVNOを選ぶに当たっては、通話のないデータ専用回線もあり、選択肢はたくさんある。気持ち大きめのプランがお勧めだ。
小生が日本通信の20GBを選んだのは、テザリングでの使用と意外と通話することを考慮したからであり、20GB行かなくても結果として安いという判断からだ。
面倒な人はこれ一つで困ることはほとんどないはず。
最初はおっかなびっくりでも、やってみれば簡単・・・それがMVNO(格安SIM)ですよ。
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