清津館はその名の通り、清津峡の入り口にある。清津峡は今、スタ映えすることで人気の観光スポットになっているが、もともと日本三大峡谷のひとつだ。
今回チェックインタイムの前に到着したら清津峡の駐車場で順番待ちが発生している。むむむ・・・と思ったが、スタッフの方に「清津館に宿泊です」といったら、すんなり通してくれて、他の方より清津峡に近いところに駐車できるという・・・ラッキーな。
さて、そのお宿だが写真でわかるかと思うが、秘湯のお宿としては規模は小さくない。ただ三階建てでエレベーターはないので、脚の弱い方にはお勧めしない。
また施設はまさしく昭和の香りが漂うもので、近代的な施設を求める向きにはやはりお勧めできない。
逆にいえばきわめて秘湯らしいお宿・・・という感じが正しいかも。
そして食事の方だが、山の幸を中心としたヘルシーなものが数多く並び、素朴で身体に優しい感じがする。
当然夕食のお刺身も、マスと鯉という・・・基本秘湯のお宿は海沿いは多くないせいか、焼き魚としてイワナなどがよく出てくるが、この日はヤマメだった。
決して派手な演出などもないし、素朴な印象だが、これはこれで秘湯らしくて好感が持てる。また貝掛同様、魚沼産のコシヒカリのご飯が美味しい。
となれば、お酒も・・・で、こちらに来たらのお約束で、鶴齢をお願いした。あっ・・・岩原ワインも・・・(苦笑)
翌朝の食事も同様の印象で、温泉で炊いたお粥やお野菜中心のおかずで気持ちよい。セルフでいただける牛乳も美味しかった。
帰りのお土産に、この地域限定の白羽毛米を購入したが、改めてこちらのお宿について整理すれば、ひとことでいえば、「温泉・料理ともに秘湯らしいお宿」という感じか。
豪華な施設や、派手な料理を求める方にはお勧めできない。逆にご家族やカップルで純粋にリフレッシュをする目的で来られるならお勧めだ。
お部屋は昭和そのものではあるが、この内容でお酒なども飲み、仕上がりが1万円台というのはコスパも悪くないなあと。
そうそう、こちらに来られたら清津峡への訪問はマストだが、車を停めたらフロントで割引券をもらっていくのがお勧めだ。
その清津峡については、別稿にて・・・(←またひっぱるなあ)
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