桃の木温泉に行った記事を先日紹介したが、行き帰りは基本的にはどこに行ったということはない。行きにはお昼に蕎麦を食べに行ったくらいだった。
宿からの帰り、天気が抜群だったので、車で走りながら景色を楽しんだ。今年は紅葉が遅れていたので、山々の木はきれいだ。
ちなみに真ん中の写真は行きの紅葉、天気が悪いので霧が山にかかっている。左は帰りの紅葉。一点曇りもない晴天が気持ちいい。
そして、甲州といえば富士山だ。光が逆だったので雪の具合がよくわからないが、やはり晩秋というか初冬の空気の中で荘厳な雰囲気が素晴らしい。
さて、車を走らせ甲府に向かう途中、信玄橋という橋を渡ると素敵な景色が見えてきた。ここはその名のとおり、信玄堤と呼ばれる治水工事の跡である。
せっかくなので、信玄堤に沿って少し走り、小さな公園のところから川沿いに歩いて景色を楽しんだ。左写真は、釜無川の光景だ。
今でもそれなりの流れだが、この川や御勅使川の治水は甲府の街づくりの中で大変大きな課題であった。それを信玄が成し遂げたという。
さまざまな工夫で、川の反乱を防ぎ、今に至る工事となったわけで、景色といえば、トップ写真の八ヶ岳も素晴らしいものだった。
この場所から見ると、八ヶ岳が南アルプスから独立した山であり、文字通り八ヶ岳という佇まいであることがよくわかる。
この八ヶ岳と反対の方向には富士山が見えるわけだが、西側には右写真のような山がきれいに見える。
これが桃の木温泉からも行けるという北岳である。標高3193m、日本で二番目に高い山だ。さらにこの流れで甲斐駒ケ岳も見えた。
川から四方に山が見える・・・澄んだ空気の中、なんとなくパワーを感じた小生であった。甲州の晩秋・・・素敵でしたよ。
次回は日帰りで、サマンサをお誘いして・・・なんて。
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