今年は私事ながら、いろいろ身の回りで不幸なことが続き、厄を落とすというわけではないが、いろいろなところにお参りに行っている。三峰神社、御嶽山神社に続き、今回出かけたのが金比羅神社だ。
こんぴらふねふね・・・という歌でおなじみのこんぴらさん、その歌から頭の中では海に近いところと思っていたら、さにあらず山の中だった。
江戸時代には伊勢とならび、一生に一度はお参りしたいというくらいの場所。階段がすごいと聞いていたが、御本宮までは785段という。
早朝の飛行機で高松空港へ到着、琴平行の直通バスで参道の下に到着したのは午前10時過ぎだった。
参道の入り口から、いかにもなお店が並び、にぎわいを見せている。事前情報で杖を借りるといいと聞いていたので観光案内所で借りてスタートする。
階段は伊香保のそれと似たようにも思えるが、角度が急になったり、なだらかになったりで、変化に富む。途中で何段目か表示があったりとかして、最初は元気に進む。
途中、こんな狛犬がいるが、これが石とかでなく、陶器のもの。やがて見えてくるのがこちらの大門。厳密にはここからが境内という。振り返ると、すでにそれなりの高さだ。
大門を入るといきなりフラットになる。そして、両側に飴を売っている人が・・・これが名物の五人百姓といって、境内で唯一営業を許可された由緒あるものとか。
しばらく進むと、ちょっとした広場に神馬がいたり大きなプロペラがあったりするが、参道脇にいるのが上の犬の像。
江戸時代に歩いていけない人が、犬に代参をさせたことにちなみ作られたもので、ゴンという名前が付けられている。
さて、ここから歩みを進めると、書院と呼ばれる建物など、いろいろなものが見えてくる。やがて、おっ・・・これか本殿は?という建物が・・・
ところがこれは旭社という社であるが、有名な森の石松の代参では、本殿と間違えてこちらに奉納をしたという。その結果、帰りに不幸に遭ったので、ここでお参りを終えると願いがかなわなくなるとか。
さて、小生はここで止まるわけにはいかないぞ。ここから最後の急坂が待っているのだが、ラスト133段がこちら・・・
これで晴れて御本宮に到着。祭神は大物主神と崇徳天皇という。さて、ここから帰ろうかしらん・・・いや待てよ。
小生は今回初めてだったが、自分の年齢を考えると・・・というところで、後編に続く(苦笑)
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