天遊の宿泊の翌日、あまりの強風に西伊豆での観光は断念し、下田に向かうことにした。小生にとっては、高校生の頃は毎日通ったところである。
メガネが飛ぶほどの風が南伊豆を回るとウソのようにやむ。とはいえ、まだまだ海辺はそれなりであるが、超久しぶりに下田海中水族館に立ち寄ることにした。
ここは、小生がガキの頃にできてからずいぶんと経つ。小さな入り江を活用した水族館で、今となってはそれほど大きいとは言えないが、海中にある水槽ではいろいろな魚が見られる。
だが、こちらの本領はやはり各種のショーであろう。この日も、アシカのショーをまず見にいった。
アシカのショーというと、どこでもやっている感じがあるので、珍しいわけではないが、見ているとアシカの能力の高さに感心してしまう。
また、小さな酸素ボンベをスタッフがくわえ、ペアで水中で行う演技などは、心もバッチリ通い合わせている感じで、なんとも感動的でもあった。
むむむ・・・アシカやるじゃないか・・・って思っていたら、そのまま今度はイルカのショーになった。
イルカもいろんな種類があるが、この日ショーに出てきたのはカマイルカという小型の種類。身体能力の高いイルカで、かしこいだけでなく、極めて高いところまでジャンプができる。
ショーのラストで、かなり高いところに到達した瞬間のイルカをとらえることに成功した。写真はそれである。
すっかりショーを楽しんだ小生、ここから白浜神社に向かった。こちらは伊豆最古の神社にして、一の宮の三島大社の親ともいわれている。
境内には、神木のビャクシンの古木があり、ひとつは白龍の木という別名がある。写真で見ておわかりいただけるかと思うが、龍が地面から頭を突き出したように見える。
田舎には、母のこともあり年に何度か帰るが、わかったつもりでもまだまだ伊豆も行くところがあるのだなあと。
母も年を取り、いろいろ思うところもあるが、もうちょい頑張って元気でいてほしいものである。
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