和田アキ子が紅白に白組で出場？

今年もいよいよラストスパートの月となったが、今年象徴的だったことは、ここ数年のトレンドにとどめを刺すような事象が現れたことだろうか。

　いわく巨人戦の視聴率低迷、あげくは指名選手の拒否、さらには東京ヴェルディのJ2陥落と読売系のスポーツの大不振。
　もうひとつはNHKの相次ぐ不祥事と、紅白の低迷である。いまさら、あのビジネスモデルを続けようという根性も根性だが…

　もっとも、いまだに昔の栄光にすがるのか、それとも紅白に代わるネタがないのか、いよいよこんな話まで出てきた。
　和田アキ子が「第５６回紅白歌合戦」でｍ－ｆｌｏと結成した異色ユニット「ｍ－ｆｌｏ　ｌｏｖｅｓ　ＡＫＩＫＯ　ＷＡＤＡ」のメンバーとして、白組で出場するという。

　読者の皆さんは、この話を聞いてどう思うだろうか。確かに男性と女性のユニットが組み合わせの都合で白組で出たり、紅組で出たりしたことはあるが…
　少なくとも、トリまでとったソロ歌手を白組で、って無理矢理なトホホ企画に見えてしまうのは小生だけだろうか。

　いや、どうせならこれも思いっきりやるべしである。もし企画が実現すれば、歌うのは「ＨＥＹ！」という歌のようだ（←実は小生知らない）。
　この歌、ＴＢＳ系野球中継のテーマソングとして使われたことも追い風となり、和田にとって３３年５カ月ぶりのトップ１０入りとなったという。

　ＮＨＫとしては、そのことと話題性を狙った企画というわけだが、他局のコマーシャルソングにすがるＮＨＫ…寂しいなあ（笑）
　そこまでやるなら、これで白組のトリを取らせたらどうなのか。史上初、紅白でトリを取った歌手としてギネスに申請するとか（爆）

　そういえば、白組で演歌歌手以外がトリを取ったことってあるのだろうか。少なくとも小生の記憶の中にはないぞ。今回も無理だろうなあ…
　尾崎紀代彦や布施明がレコード大賞取ったときでもトリではなかった…あっ、このレコード大賞ってえのも…もはや（爆）