雨にはあじさい

以前の記事でバラのことをとりあげたが、この季節といえばもうひとつ、あじさいについても取り上げないわけにはいかないだろう。

　ということで、某所に咲いていたあじさいが見事だったのでご紹介しよう。あじさいは、その色がさまざまに変化するところが何よりの魅力である。
　もっとも、それがゆえありがたくない花言葉もついているようだが・・・（汗）。小生、写真のような鮮やかな紫っぽいあじさいが好きだったりする。

　なんとも、この季節にさわやかな色合いを感じるからである。ときに、このあじさい、厳密には花でないと聞いたことがある。
　我々が花だと思っているのは実は額だというのだ。ということは、花言葉も正しくなく、額言葉ってことになるのだが・・・（汗）


　この写真を撮ったところのあじさいも見事だったが、小生の田舎の伊豆の下田にも、あじさいの名所がある。
　城山公園といい、下田に小さな山城があったところを公園としたものだ。といっても石垣などあろうはずもないが、港を見下ろす小高い岬がそのまま公園となっている。

　たくさんのあじさいが咲き乱れるこの季節には、ペリー来航を記念する黒船祭なんてのもあるが、城山公園はカップルのデートコースとして地元では有名だ。
　木々の間から見える港とあじさいは、いやが上にもムードを盛り上げる。小生もうら若き頃・・・歩くことを夢見つつ、かなわなかったなあ・・・（涙）

　そういえばあの頃は、ずいぶんとお堅い優等生だったなあ・・・（←あの頃は・・・って（苦笑））。などと郷愁にしばしふけってしまった。
　あじさいのこの色を見ると、妙に気持ちがロマンチックになる桂であった・・・あっ、ずいぶんマジメな記事になってしまった。

　エルメスと一緒に城山公園を歩いてみたいなあ・・・（←結局いつもと同じじゃねえかよ）（汗）