鉄道マニア専用？

１０月から転勤になった関係で品川駅を毎日利用するようになった。これまで、も乗り換えポイントとしてよく乗り降りしている駅ではあったが、それほどのイメージはなく、マニアなら誰でも知っているように、駅があるのが品川区でないという程度の知識だった。

　そんなある日、ホームからいつもと違う階段を上ったら、目の前にトップ写真のこれが飛び込んできた。おお、今は懐かしい湘南カラーの電車だ。
　と、これは郵便ポストじゃあないか。うわーっ、これはマニアにはたまらないだろうなあ。と見ているそばから手紙を投函している人がいる。

　特段感慨がある雰囲気ではなかったが、確かに駅構内にあると手紙を出すのに便利ではある。しかし、鉄道マニアにとって、ここから手紙を出すのって、実は流行っていたり・・・って、それほどのものではないか（汗）
　そうそう、マニアといえば、その隣に立っていた鉄道の標識がまたいい味だった。


　ここ、品川駅は山手線の起点としてあまりに有名だ。ここから渋谷・新宿・池袋を通って田端までが山手線ということである。標識にはそれを示すように０ｋｍの文字が・・・
　というところで、隣に品鶴線という表示もある。えっ、品鶴線？聞いたことないぞ・・・解説を読んだところ、元々は貨物線だという。

　品川から西大井を通り鶴見に至る線で、今では横須賀線が通っている線だという。なるほど、あのラインか。
　今では、その貨物線としての機能はなく、横須賀線として、そして湘南新宿ラインとして走り回っているということになる。

　ときに、品川駅構内はショッピングモールがあったりして、なかなか楽しい。単なる乗換えの駅から、発展しようとしているのがよく伺える。
　またチップトイレなんかもある。気持ちでチップを入れる分、清潔で気持ちいいトイレ・・・なんだが、あまりチップを入れている人はいない。

　ちょっと、品性の問題かも知れないが、なんとなく寂しい気がした。かっこつけるわけではないが、やはりここはさわやかにいきたいものである。
　何しろ、ここは「ヒンカク（品鶴）の起点」なのだから（苦笑）