オランダ人はズボン脱げ！Ｗ杯のトホホな事件

さて、欲求不満が続く日本代表を尻目に、ワールドカップは大変盛り上がりを見せている。そんな中、いささか旧聞に属するがトホホな事件が起こっていた。

　オランダ－コートジボワール戦会場で、多数のオランダ人ファンが自国のビール会社の名前が書かれたズボンをはいて入場しようとしたところ、係員から脱がなければ観戦させないと言われ、本当に脱いで下着姿で観戦したという事件が起こっていた。
　どうも以前の記事で書いていたオフィシャルスポンサーの関係らしい。

　この大会では、「バドワイザー」で知られる米ビール会社アンハイザー・ブッシュの宣伝しか認められていない。
　これに対し、当日数百人のサポーターがオランダのビール会社「ババリア」と書かれた革ズボン姿で登場したことが問題になったという。

　うーむ、なんともなんともだが・・・もしこれがスカートだったらどうしたのだろう。ましてや、下着までそれで揃えていたら・・・（←考えすぎ）
　しかし、ちょっと待てよ。日本のキリンは勝ちＴなんて配っているが、あれはいいのだろうか・・・（←当たらないのですねている節が）

　ＦＩＦＡ担当者は「ファンの服装に口出しする権利はないが、何千人もが同じ企業の名前を書いた姿で現れれば、商標を保護せざるを得なくなる」と説明しているとか。
　併せて、「ババリアの作戦」との見方を示唆したが、ババリア側は「ばかげた話」と否定。下着姿で観戦させたのは行き過ぎとしてＦＩＦＡに抗議する構えだという。

　うーむ、これはあながちばかげた話でもないかも知れない。くだんのビール会社からすれば、何もなければスタンドでいい宣伝になるし、今回の事件でまたさらに知名度がアップする。いずれにしろ、美味しいという説も・・・（汗）

　どうだろう、日本も、もはや・・・だし、この際サポーターにバイト代を払って、スタンドで人文字を作ったりとか、いい宣伝になると思うのだが・・・（苦笑）
　これなら、入場でチェックされないし、世界中のテレビにドーンと映ることを考えると広告効果は抜群だぞ（汗）

　あっ、どうだろう。オランダ人の皆さん、日本企業の広告など・・・って、とぼけたことしか考えられない桂であった・・・